離婚して生活が落ち着いてくると、やっぱり心が少し寂しくなってきます。
もう一度素敵な恋愛をする権利はあなたにもあるのです。再婚を考えることは何もおかしいことでも、悪いことでもありません。
ただ、また失敗してしまわないように相手を見極める必要があるのです。同じ失敗を繰り返していてはなかなか幸せを掴むことはできませんからね…。
そして、子どもが入る場合にはとくに注意が必要です。
見極めるためにも「同棲をしよう!」と考えるかもしれません。もちろん相手との生活を実際に体験できるので良いかもしれませんが、少し待ってください!
今回は「再婚をするために同棲するべきなのか?」ということをお話ししていきます。
今、同棲をするべきなのか悩んでいる人…そしてこれから再婚することを考えている人にはぜひ読んでおいてもらいたいと思います。
家族でいる温かさを実感できる。再婚で同棲をするメリット
再婚で同棲を絶対にしてはいけない!という理由はありません。むしろ、家族になったときにどういう生活ができるのか実感することができるのでプラスになる場合もあります。再婚で同棲をするメリットをご紹介します。
今の生活との比較ができる
あなた一人、もしくはあなたと子どもだけで生活をしていると思います。実家で家族と一緒に住んでいる場合もありますね。
そこからいきなり再婚…となると生活がガラリと変わってくるでしょう。
- 一か月にかかる生活費
- 就寝時間や起床時間
- 子どもがいる場合には関わり方や時間
なども今までと変わってくると思います。
同棲をすることで、今までとどう違うのか…どちらの方が自分たちが幸せになれるのかをゆっくりと考えることができるのです。
同棲をして、今との生活を比較しいろいろと対策を練ることができます。なので、再婚した後に生活リズムが変わったり、相手のだらしない部分に幻滅することもなくなってくるのです。
相手の男性も覚悟を決める時間が必要
カップルとして付き合っているだけでは、生活力があるのか…夫として頼れるのかまでは見極めることができません。
結婚して、一生家族として過ごしていくことまでは実感も沸かないし分からないのではないでしょうか。
同棲をすれば、夫として頼れる部分や助かる部分を見つけることができます。
「この人となら再婚しても」という再婚への自信もつけることができるので、話が進みやすいのではないでしょうか。
ですが、相手は「家庭を持つ」ということが初めてだったり久々かもしれません。同棲をすることで、夫としてどうすればいいのか…家庭を持つためにはどうすればいいのか…相手の男性も考えることができますよね。
家族でやっていける経済力があるのか確かめられる
恋人同士だと、お互いにプレゼントを贈り合うことや自分の趣味にお金をかけることができます。
そのためには同棲を実際にしてみて、これだけ生活費がかかりますよ…ということを知っておいてもらわなければいけないのです。
そして、そのときにあなたも相手の経済力を確かめられることができます。もちろん同棲する前には相手の仕事について聞いておく必要がありますよ。
再婚を考えて同棲をするのであれば、経済力や金銭感覚を確かめておかなければいけません。
再婚したあとに…同棲したあとに彼のお金関係で振り回されて後悔をしても遅いのです。
相手の男性に子どもがいる生活を理解してもらえる
あなたが子連れの場合、一番気にしなければいけないのは「子ども」のことです。
相手の男性が子どもと接する機会がなかなかなければ、どんな生活をしているのか想像もつかないでしょう。
同棲をすれば、この時間帯に…こう接すれば…ここは我慢しなければいけない…などさまざまなことを再婚する前に理解してくれるでしょう。
なかなか理解できないことや、嫌なことが子どもも相手の男性もあるでしょう。
同棲をすれば、その問題を再婚前にクリアできるか…家族になっていくことができるのかみんなが考える時間を取れますよね。
父親と子どもの絆ができる
同棲している時点では、まだ「親子」ではないです。
ですが、同棲をして一緒に生活を始めれば自然と「親子」としての絆ができてくるでしょう。
何も絆がない段階で再婚をするのはどうでしょうか?子どものきっと不安や怖い気持ちがあるのではないでしょうか。
同棲をすることで、父親と子どもの絆を深める時間をつくれます。ただ遊びに行くだけでなく、毎日一緒に生活をするからこそ感じることや思うこともあります。だからこそ親子として育っていくのです。
いきなり家族を持つのは大変。再婚で同棲をするデメリット
相手の男性からしたら、いきなり家庭を持つことになります。子どもがいてもいなくても、一家の主になることに変わりはありません。
妻を、子どもを支えていかなければいけないプレッシャーは計り知れないほどなのではないでしょうか。
そのため、逃げだしてしまう場合も少なくありません。再婚で同棲をするデメリットをお話しします。
子どもを育てる覚悟がないと虐待も
恋人の連れ子や、内縁の妻の子どもを虐待してしまうニュースがとても多いと思います。
同棲する前に関わる時間が多ければ良いかもしれませんが、急に同棲することになる子どもとの接し方にも慣れていない…。
そして育てる覚悟を持てないと「邪魔だ」と感じてくるようになるでしょう。同棲だと、彼も子どもも逃げ場がなくなってしまいます。
あなたが間に入って上手に関係を保てるように手助けをしなければいけません。ですが、あなたが毎回一緒に居られる訳ではないですよね。
彼はまだ「所詮恋人の子ども」と思っているかもしれませんね。家族になる覚悟…親になる覚悟がないまま子どもとの生活は危険が及ぶことがあることを覚えておいてください。
結婚していないので責任感が沸かない
同棲なので、まだ「夫婦」や「家族」ではありません。
上記でお話ししたように、「恋人の子だから」と手を挙げてしまうこともあります。
結婚を正式にしていないため、責任感がなかなか沸かないのです。
あなたは再婚を考えて真剣にお付き合いしていると思います。ですが、彼はどうでしょうか?本当にあなたの夫に…我が子の父親になってくれるのでしょうか
- 多額なお金を使ったり借金をする
- 子どもの世話を一切しない
- まだ「独身気分」のままでいる
「同棲するなら再婚を考えるよ」と。
恋人感覚で同棲を始めてしまうと、落ち着いた家庭を望んでいるあなたたちとはなかなかうまくいかないのではないでしょうか。
「ダメな男」でも流れで再婚してしまう可能性も
同棲をして見極めよう!と思ってスタートしたとしても、そのまま流れで再婚をしてしまうケースがあります。
- あなたが彼を嫌になっても子どもが懐いてしまった
- 両親に「再婚」を期待され別れられない
- 生活リズムができてしまい崩したくない
- 周りの人から文句を言われたくない
などの理由から、「同棲をすると再婚しなければいけない!」という流れになってしまいます。
さまざまなことを覚悟し、決断したうえで同棲をするのかしないのかを考えなければいけないのです。
同棲すると彼の問題はあなたの問題にもなる
一緒に住んでいなければ、彼がつくった借金や問題はあなたに降りかかることはあまりないと思います。
保証人になっていたり、お金の貸し借りなどがなければですが…。
「お金がない」と言われれば、あげるしかなくなってきますし、「借金を返して働く」と言われれば、とりあえずお金を出してあげる…なんてケースも少なくありません。
一緒に住んでいるからこそ、「さよなら」と切り捨てることができなくなってしまうのです。
子どもとの時間を作れなくなる
子どもがいる場合、子どもとあなただけの時間が多かったと思います。ゆっくり話す時間もあったし、子どもの気持ちを聞いてあげることもできますよね。
ですが、同棲を始めると相手の男性も常にいるようになります。子どもも本当の気持ちを話せなくなってしまいます。
子連れ再婚をするためには、子どもの気持ち…情緒が安定する方法を考えていかなければいけません。
再婚の場合、同棲をすぐには決断してはいけない
また同じ失敗を繰り返さないためにも、幸せになるためにも再婚の場合には同棲をすぐに決断しないようにしましょう。
子どもが入る場合にはとくに注意が必要なのです。
「家族になりたいから」と将来を考えていることを伝えましょう。二人でどうすることが幸せになれるのか考えていくことをおすすめします。
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