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男女で理想体型は全然違う!男性が求める女性の理想の体型とは

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理想体型というと、なんとなく「細ければいい」と思ってしまう女性は多いですよね。

でも実は男性からすると、細すぎる女性ってそこまで人気がないという話も。

果たして「理想の体型」とは何なのでしょう。そしてあなたが目指したい体型は、どんなものになるのでしょう。


男性と女性の理想体型のギャップ

生物の本能として、男性が女性に求める姿がどんなものか、知っていますか?

種の保存を本能的に考える人の場合、「腹部が膨らんでいる女性=妊婦の可能性」となるそうです。自分の種(子ども)を産んでもらうためには、今現在、妊娠していない人を探したいわけですね。

そのため、ウエストがくびれている女性をパートナー候補として見る傾向があるそうです。

けれどこれってあくまで種の保存を意識している前提での話なんですね。

そして、細すぎる腰(骨盤)の場合、出産に耐えられないのでは? と判断されます。よって、細すぎる人よりも、健康的な体型の人が、比較的に好まれるという考え方です。

ではここでいう健康的な体型とは、一体どんなものでしょう。

厚生労働省が基準としている「BMI」で計算が出来ます

厚生労働省では「日本人の食事摂取基準(2015年版)」というものが発行されています。

そこで体格の基準として示されているものがBMI(body mass index)です。

体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))で出た数値を元に、痩せ形、標準、肥満などを確認できるとされています。

なお、18歳~49歳の場合、目標とするBMIは18.5~24.9とされています。結構幅がありますね。

ちなみに身長を元に標準体重を計算したい場合は、身長(m)×身長(m)×22で計算するとわかりやすいです。

例えば160cmの人の場合、56.32kgが標準体重となります。

理想体重に違和感!BMIの標準体重が太って見える原因

まずは体重の内訳について、あなたはどのくらい知っていますか?

その体重の中には、「脳」「骨」「臓器」「血液」「筋肉」「脂肪」「体毛」「皮膚」など、様々なものが含まれています。

日本生体医工学より2002年に発表された調査データによりますと、日本人女性(身長は調査データ平均値の159cm)の必要な臓器(骨、筋肉、皮膚含む)は、重量約33kgとされています。

ここには血液などをはじめとした体液や毛髪、バストやヒップなどを始めとした、女性らしさになる膨らみを作っている脂肪は含まれていません。

血液量だけでも体重の約7%に相当すると言われていますので、それをふまえるとBMIの標準値がかなり妥当な数値であることがわかると思います。


必要以上に痩せようとした場合、生きるのに必要な部分が減っていくことになります。

犠牲になりやすいのは骨と内臓機能です。骨密度という言葉を聞いたことはありますか?

文字通り、骨の密度を量ります。カルシウムいっぱいの強い骨は骨密度が高く、栄養不足で骨折しやすい骨は骨密度が低いです。

そしてこの骨密度、スカスカにするのは短時間で出来てしまいますが、元に戻そうとするととても苦労します。簡単に増やせない上に、年を取ると更に減る傾向が出てきてしまうものなんです。

自分の体を栄養失調にするようなダイエットをすると、骨が大変なことになるので気をつけてくださいね。

シンデレラ体重に潜む恐怖

1998年に大手エステサロンが宣伝のために打ち出した「シンデレラ体重」。当時は身長(m)×身長(m)×22×0.9をシンデレラ体重と称していたそうです。

ところが、近年のシンデレラ体重は、身長(m)×身長(m)×20×0.9と、当時以上に痩せ型を示しています。BMI数値でいくと18に相当します。

これはとても危険な数値です。

社団法人Luvetelliの『Baby Book』からの引用となりますが、妊娠時のBMIが18.5以下、かつ体脂肪率が17%以下の女性からは、低体重児が生まれやすいという説があります。

更に体脂肪率が低い女性の場合、生理自体が止まってしまう場合もあります。

正直なところ、独身時代生理なんて毎月面倒だし、なくなるならそれでもいいかな……なんて思う人も少なくありません。毎月の生理で痛みを伴う人だったりしたら尚更です。

けれど、若い時の不健康なダイエットのせいなのか、いざ産みたいと思った時に妊娠が困難な体になっていたら、困りますよね?

受験で一浪するのとはわけが違います。浪人した後で心機一転「今から頑張ろう」でも、受かる可能性がある受験とは違い、妊娠が困難な体になった場合、「これから頑張ろう」では手遅れになることもありうるのです。

毎月毎月努力して、一年どころか何年も妊娠出来ず、かつて「あの子ちょっと太ってない?」なんて思ってた同級生が先に妊娠、出産した時のことを想像出来ますか?

その時になって後悔しないよう、生理だけは止めないように、体重管理と体脂肪管理は行った方がよいでしょう。

理想の体型と理想の体重は似ているようで違うと気づくと、見方が変わります

理想の体重を仮にBMI標準とし、内臓や血液の重さを意識した上で、どの程度の脂肪をつけていくか考えましょう。

体質にもよりますが、ちょっとぽっちゃり体型になっておいてバストとヒップを育てた後、筋トレでウエストを引き締める人もいるくらいですよ。

痩せたいのか、くびれを出したいのか、胸を大きくしたいのか、腕や脚を細くしたいのか、自分の理想をはっきり持ちましょう。

それによって、体重以外に意識をもっていった「体型作り」が始まります。

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