ふと気がつくと自分は独身のアラフォー女性になっていた、ということは今の世の中よくあることです。
忙しさや何となく特に理由もなく結婚をしなかった。一生を添い遂げたいと思うような相手にも巡り会わなかった。
するとあらら、いつのまにかもうこんな歳に。そこで一念発起。このままじゃ不安ガンガン婚活しようとあなたは思います。
しかし決して若くはない女性が、どうやったら結婚相手と巡り会えるものなのでしょうか。そのノウハウをお教えします。
過去の恋人を振り返らないように
アラフォー独身女性によくありがちなのは、独身男性に出会った時に「私がお付き合いしてきたた過去の人達たち」と比べることです。
- 「中小企業勤務? 私は大手企業のエリート社員と付き合ってきたのよ。」
- 「昔の恋人は有名大学出だったのに、この人は三流大学卒業なのね」
- 「イケメンとしかデートしなかったのに。」
二十代の時、自分がお付き合いをしてきた人がいわゆる「三高」だった女性に限って、新しい男性のパッとしない学歴や肩書きにあれこれ文句を言いがちです。
- 「私は東大を出て〇〇省に入った男性を振ったことがある。だからもっと凄い人と結婚しなくてはならない」
- 「この年まで待ったかいがあるような、周囲をあっと言わせるような大物を捕まえましょう。」
しかしそんな愚かな欲やプライドは捨ててください。
決してあなたのような、ちっぽけな過去の栄光やつまらない見栄に捕われたアラフォー女性には寄って来ません。
アラフォー女性だからこそ、若かった頃の自分には気づけなかった、相手の男性の良さや中身を見てください。
バッグ選びと同じです。かつては華やかなブランドのロゴが入ったバッグしか目に入らなかったものの、でも今では一見地味でも質が素晴らしいバッグがパッとわかりますよね。
本当にいいバッグ方が長持ちし、自分に役立ってくれますよね。バッグと夫選びを一緒にはできませんが、わかりやすくいうとそれと同じです。
的確な場所で婚活をしましょう
では中身もあるいい独身男性をどこで探せばいいのでしょうか。やみくもに探しても、時間とお金とエネルギーの無駄です。
必ずアラフォー女性を望む男性、間違いのない堅実で優しい男性がいる場所に出向きましょう。
婚活パーティーや結婚相談所
真っ先に誰しもが思いつくのは婚活パーティー、街コン、結婚相談所等です。
また若い女性との出会いを売りにしたパーティーや相談所なんてもってのほかです。明らかにあなたは対象外ですから。
アラフォー独身女性の結婚成立率が高いものにターゲットを絞って参加したり、登録をするようにしましょう。
エリートに出会える限定した場所
エリート独身男性にだけどうしてもターゲットを絞りたいのなら、技術系や研究職の男性が多い企業に転職や派遣で入ることです。
または年間費が高いゴルフ場、スポーツクラブやまたは能楽やクラシック音楽愛好会に入会すること。
一流大学卒業生たちの同窓会クラブに所属している年寄りなどに、後輩に結婚したがっている独身男性はいないかと聞いておくこともいいかもしれません。
大人の男性が多いバーや居酒屋
意外とこういう場所でも意気投合して、結婚まで発展することはあります。
ただし若い女性が多い渋谷や六本木のではなく、大人が集まる銀座等の飲み屋に足を運びましょう。
親戚などの年配者の紹介
頼んでもいないのにおせっかいなご近所や親せきが、見合い案件を持ってくる。こういうこともだいぶん減りました。
中でも身内の年寄りの持ってくる見合いが一番かもしれません。少なくとも怪しげな身元の独身男性を紹介することがないからです。
会社の上司に頼むのは慎重になった方がいいでしょう。実際に男性を紹介され、もしいろいろこじれたり問題が起きた時にややこしくなるからです。
SNSなどのツール利用
ツィッター、ブログ、フェイスブック、インスタグラムなどで旅行やペット、共通の思想などで意気投合して、実際に会ってみるということはよくあります。
言うまでもなく、実際に会った時にがっかりされてしまいます。適度のライトを飛ばし、自分が明るくほどほどに綺麗に見える、微笑んだ最近の写真を選びましょう。
デートを成功させる
さんざんちやほやされてきた美人や、あまりにも異性とのデート経験がない独身アラフォー女性にもっともありがちなのが、実際お付き合いした上での不平不満です。
- 「あの人は自分がスタスタ先にレストランで椅子に座った」
- 「クチャクチャ音を立てて食べた」
- 「会話がつまらない」
- 「物腰がスマートじゃない」
- 「服装がダサい」
- 「割り勘だった」
- 「ラインのやり取りがズレている」
言っていることはすべてごもっともです。
しかし気が利かない上に気配りもてんでんだめ、面白い会話を誘導するスキルもなければ流行にも疎い- だからこそその男性は独身なのです。
多くの点で不器用ということは、良くいえば遊び人ではないということです。
変えてあげられる箇所は時間をかけて、変えてあげればいいのです。でも決して押し付けがましくならないように。
例えいくら過去の男性が理想的だったとしても、何かしら問題があったので別れたという事実を忘れてはいけません。
そして男性にあまり免疫がないアラフォー独身女性は、映画や少女漫画、宝塚の世界の男性像を現実に求めがちです。
断言しますが、韓流ドラマに出てくるようなかっこよくて優しくてお金持ちで面白くて誠実な独身男性はこの地球には実際にいません。いたとしても身近には決して現れません。
いよいよ具体的にゲットしましょう
結婚したいと思える男性に実際に出会えた場合です。その人は、出産タイムリミットがぎりぎりの女性である自分と会ってくれている訳です。
ここは絶対に彼が望むような大人の女性ぶりを見せるべきです。
落ち着いた会話を心がけて
アラフォーにもなってキャピキャピしあれこれ騒いだりばかりしているのは、非常に見苦しいです。
何があっても感情的にわめかないこと。長々しくヒステリックに文句を言わないことです。
言ってもどうせ理解されず正されることもありません。そもそも男女は別の生き物です。
そして聞き上手になり、なんでもいちいち相手を褒め持ち上げてください。「あなたのこういうところが駄目だと思う」など言わないことです。
口下手な男性なら、あなたがうまく会話をリードしてあげると尚可でしょう。
そして若い女性にはない知性や洞察力、ユーモアをさりげなく披露し、胸に染みるアドバイスなどもしけあげられると、パーフェクトです。
自分に合った身なりをすること
年齢や体型に合わない髪型、メイク、服装をすることほど見苦しいものはありません。
あくまでもあなたの魅力を最大限に引き出してくれる髪型、メイク、服装にすべきです。
プロの意見を聞き、本当に親身になってくれる「センスある」女友達や男友達のアドバイスも求めましょう。
自立をしていること
相手の男性と結婚するしないにしろ、常に精神的にも経済的にも自分一人でも立て続ける状態でいるべきです。
結婚後、もしかしたら様々な話し合いによりあなたは専業主婦になるかもしれません。
しかしいつでもまた一人でやっていけるんだ、という自信と覚悟は持ち続けるべきです。その方が夫に卑屈にならず、その結果夫婦仲もうまくいくからです。
余計な見栄やプライドは捨てて!余生半分を愛溢れるものにしよう
あくまでも打てば響くような相槌や返事、気持ちがほっこりする、楽しくなるそして共感を得る会話を心がけること。
- 過去の男性遍歴をいちいち思い出さない
- 夢のような王子様はいないとはっきり悟る
- 少なくとも身綺麗にし常に笑顔でいる
- 自分に合ったオシャレをする
- 感情的な会話やゴシップ話しや人の悪口を言わない
- 相手に対する文句を控える
これらを守り、的を射た所で婚活をすればなかなかの確率で成功することでしょう。
そして男性にも寛大に、早急にちょっとしたミスなどで落第点を付けないように。
人生80年としたら、あなたには約半分まだ残っています。どうか愛しあう男性と寄り添って、長い残りの人生を素敵に生きてください。
コメントをどうぞ