恋愛にまつわる恐怖体験と聞いてあなたはどんなストーリーを思い描きますか。
どれも遠い世界の話しのようですが、そこまでいかないまでも近しい恐怖が身近に潜んでいること、想像したことはありますか。
今回は、筆者が今までに体験した恐怖のこじらせ恋愛3つのストーリーをお届けいたします。
本当にあった恐怖の恋愛こじらせ体験
何が恐怖か。
筆者が今までに「こわっ」と思った恐怖の男たちのストーリーを3つお伝えいたします。
未来を勝手に描く勘違い男
妄想が過ぎて気軽に話せなくなってしまった男の子のお話。
クラスに大人しくて影がとても薄い男の子T君がいました。その頃は、男子も女子も仲が良い子としか話す事のない毎日。
同じクラスだった1年間でT君とお話しする事はほとんどありませんでした。
ただ一度だけ、指先に怪我をして困っていたT君に絆創膏をあげた時以外は。
その年が終わりクラス替えを控えた春休み、T君から一通の手紙が届きました。
その内容が驚愕だったのです。
- 僕の事を好きな君へ。僕も君が好きだ。
- 君が絆創膏をくれた時に運命を感じていた。
- 君があの男と別れたのも僕が好きだからだって、何も言わなくてもわかっているよ。
- これからは毎年夏は鎌倉の海へ、冬は新潟へスノボへ、そして結婚して..
延々と続く妄想が綴られていたのです。
たった一回の会話で、ここまで思い込める事に恐怖を感じ、目すら合わさないように残りの学生生活を送ったことは言うまでもありません。
フリーメールに侵入した男
第2話はパスワードを盗み見る策士だった男のお話。
サークルのイベントの幹事をH先輩と仕切る事になった筆者。
ある時、イベントの下調べの為に待ち合わせをしていたのですが、待ち合わせ場所に行くとH先輩がものすごく怒っているのです。
H先輩曰く、筆者に時間変更のメールを送ったのに連絡がないから、自分の予定を狂わされたというのです。
この頃はラインがなく、サークルの連絡は全てフリーメールにしていました。
「ないはずはないのに。」と言いながらも取り敢えず機嫌を直したH先輩と予定通りイベントの下調べをしてその日は無事終了。
その後、H先輩から口説かれるようになったのですが、あの一件もありNOだった筆者。
そんなある日、読んでいないはずのメールが既読になっている事に気がついたのです。
その中にはしつこいH先輩の対応に困って友人に助けてもらっていた履歴もバッチリ入っていました。
待ち合わせでキレたフリして、パスワードを盗み見ていたのです。すぐにパスワードを変更した事は言うまでもありません。
なぜか今を知る男
おののいてしまうほどの執念を見せる男の話。
筆者に熱烈アタックしてくれていたS君とお付き合いを始めた筆者。けれどもS君は人の気持ちを全く気にせず持論ばかり展開する男だったのです。
その持論は筆者に対してだけでなく友人にまで。
例えば友人の将来の夢に対して「えっ。志低くない?給料も安いのにどうするの?そんな夢、辞めた方がいいよ。」という風に。
友達がいない彼とは、共通の友人もいないのでこれで安泰と思っていたのですが。
なんとSNSのメッセンジャーに連絡が来ていたのです。しかも何件も。
SNSでは旧姓は一切使用していないのでどうやって探し当てたのかもわからないのですが、怖いのがそのメッセージの内容。
筆者の結婚後の苗字から子どもの事、そしてSNSに載せていない情報まで事細かに記載してあったのです。
遠く離れた友人との近況報告にと気軽に使っていたSNSへ近況を投稿するのをやめたのは言うまでもありません。
ストーカーだけじゃない恋愛の恐怖。女性は特に気をつけて
いかがでしたか。
あなたもしつこすぎる男など、ちょっとした恐怖を覚えた事があるのでは。
少しでも恐怖を感じる時は信頼できる友人や先輩に事情を話し、早めに手を打っておくのが吉。
いつなんどき、こじらせ男の情報源になるか誰もわかりませんから。
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