まだ恋愛という事がどのようなことなのかを分かっていなかった20代前半の時に出会った女性。
約二年ほど付き合った後に突然の失恋をします。男として、人としての甘さが浮き彫りになった恋愛です。
彼女の気持ちにも気づかずにワガママな態度ばかり出していた、僕の忘れられない恋の話です。
年上彼女との出会い
僕は21歳の時に職場で出会った女性とお付き合いすることになりました。
彼女は3歳年上ということもあり、僕のお姉さんのような存在と思っていたことが失恋の始まりです。
彼女は大人でしっかりしていた
その3歳年上の彼女は元々がしっかりしている女性で、当時から仕事も責任感があり、職場でも年上の先輩や上司から頼りにされるくらいの存在でした。
僕は仕事ができるわけでは無いですが真面目さというのは常に頭にありましたので、そこが彼女を惹きつけたという事です。
彼女からのアタックによって、僕らは付き合うことになりました。
未熟な僕をカバーする彼女
僕は当時は彼女が二人目のお付き合いした女性でした。
といっても一人目の彼女はそこまでの付き合いもなかったので実質は初めての彼女と言っても良いかもしれません。
プレゼントって物だけではないんだと気づかせてくれたのが、その彼女でもあります。そんな彼女に僕は依存していきました。
彼女なしでは人生はもう進んでいけないと思える存在になっていたのです。
それを態度に出していればよかったのですが…。彼女への気持ちに偽りはありません。しかし正直に少しでも言葉にしたり表現することをしていたかと言えば、できてはいませんでした。
僕に足りないのは女性を理解する気持ち
女性との付き合いという経験の少なかった僕は、知らず知らずに彼女に負担をかけてしまいます。
仕事が面白くなってきた僕
彼女と付き合い始めてから1年とちょっとくらい経ったでしょうか。
僕は持ち前の真面目さが開花したのか、急に仕事が軌道に乗ってきました。
上司の座を奪うくらいの結果を出し始めたのです。
それにありがたみを感じながらも、仕事で心身を削る僕は、彼女と一緒にいるにもかかわらず、ほとんどグータラしているだけと、彼女に寂しい思いをさせていました。
彼女の気持ちが切れてしまう
そんな生活が数か月続きます。
僕は彼女に甘えていました。しかし彼女の気持ちを理解することはできていません。
僕の気づかぬうちに少しづつ、彼女の気持ちは離れていってしまったのです。
しかしそれにしばらく気づかなかった僕。
彼女は僕のことが好きなんだと無意識に自信がありました。
ずっとこのままいくのだろうと本気で思っていたし、それで良いとも感じていたのです。
別れは突然に
付き合い始めてからもうすぐ二年となるころ、僕の中で「最近あんまり彼女と思いきって遊んでないな」と思い、久しぶりに僕から彼女を誘いました。
しかし彼女は「ちょっとしばらく難しい」との返事。
この時に初めて僕は彼女が僕から離れる?という感じがよぎりました。
そして一か月が過ぎたころ、彼女から久しぶりの連絡。会って話しましょうと言われて待ち合わせ場所に行きます。その話の内容は「もう別れよう、今日が最後だよ」という事でした。
女性への配慮が無ければ続かないと知った恋
女性とお付き合いし始めたら、少なくともその彼女のことを考えることができなければ恋愛を続けることはできません。
自分は良かれと思っていても、彼女からしたらただの最悪な彼氏と思われていることもあります。
女性は男性に尽くしてくれる人が多いと感じています。ですので付き合い始めは彼女の包容力に甘えてしまうこともあるでしょう。
しかしそれは最初だけで、それ以上の気持ちを与えることができなければ、すぐにでも別れが来るということを考えておいた方が良いと学びました。
コメントをどうぞ