旦那の実家は、ハッキリ言えば他人の家でしかありませんよね。
結婚して、夫の親も実の親のように思えるなら、それは理想的な関係と言えるでしょう。
とはいえ、旦那の実家に行かなくても、結婚生活は続けていかなくてはなりません。旦那の実家に行かない理由と、どうやってうまく交わしていくか、少し考えてみましょう。
目次
敬遠するのが当たりまえ!旦那の実家はもはや敵地?
旦那の実家、結婚して義理でも親とはいえ、生まれ育った家でもないのに、寄り付くなんてことはまず難しいのが普通です。
中には、結婚後も「旦那の実家は敵地」というほど、敬遠する人もいます。
悲しいかもしれませんが、どれだけ仲が良くなっても、他人同士の女性は手のひらを返すおそれがあります。
いざ仲が悪くなったときのことも考えておく必要があり、どこまで行っても血が繋がることはありません。
お盆と正月だけ会いに行くという人は多い
旦那の実家までの距離にもよりますが、お盆と正月だけしか行かないという嫁さんも結構います。
実際のところ、義母も嫁さんも「行く義理と理由が見つからない」という意見は合致していたりします。
まあ、義母からすれば「孫を見せる意味でも帰ってきてほしい」という気持ちはあるかもしれません。
でも、これも調べてみると「孫と息子だけでいい」と思うところもあるようで、やはりどちらからしても、嫁と姑問題は溝が深いことが分かります。
今現在、お盆と正月しか旦那の実家に行っていない人でも、実は結構多いようなので、あまり気にする必要もないでしょう。
定期的な顔見せだけで大丈夫?
お盆と正月だけというのは、最低限の頻度であって、地域によっては礼儀の無い嫁と言われる可能性もあります。
姑との関係性にもよりますが、旦那の実家に行きたくないとしても、「礼儀が無い」と言われると厄介なので、注意が必要です。
例えば病気で寝込んでいるならお見舞いには行くとか、「こちらの意思が伝わるような訪問頻度」が無難ですね。
地域によっては、お盆と正月以外の行事などもあり、「息子と嫁が参加するのが当たり前」なんてこともあります。
嫁に来て間もない場合、これが分からずに無意識に礼儀を欠くこともあるので、行きたくないという気持ちとは別の行動が必要ですね。
お礼ごとは確実に!電話だけでも礼儀を欠かさなければうまくいく
礼儀の中でも特にお礼は大切!顔を見せなくても、最低限電話で連絡を取り合う関係だけは欠かさないのがベストです。
孫のことで何かもらったりしたとき、顔を見せに行かなくても、電話だけでお礼を言うことは非常に大切です。
実際に行くよりも、電話は慣れてしまえば、ずっと楽にこなせます。
最近では、嫁と姑の間でラインなんてケースもあります。
実際に筆者も、義母とラインでは仲良しです。会いに行かなくても、「気持ちをちゃんと伝えること」だけは欠かしてはいけません。
実家には居ても立ってもいられないケースが大半
帰省なんかで、旦那の実家に行くと泊まりになることもありますが、とても耐えられない、我慢しているという人がほとんどのようです。
泊まっている間、当然ながら生活を共にして、旦那の実家の生活習慣で動くことになるでしょう。
食事や入浴ひとつルールがあって、とても窮屈と感じる人は、そのほとんどと言えます。
あからさまに敬遠しているのがバレますが、それほどにイヤということです。
旦那の実家に泊まることができないなんて、そんなに悩むことでもありませんから大丈夫です。
なんで行きたくない?嫁のホンネと旦那の意見、結構違うのは当然のこと
旦那から見る、嫁さんが嫌がっている理由なんて、実は当人同士でかなり解釈が違い、イヤのレベルをカン違いされていたりします。
旦那としては、仲よくしてもらって実家に行ってもらえばOKなわけです。
なだめるという方法を選択するのがほとんどでしょう。
嫁のホンネと旦那の解釈、これが一致しなければ、一番の味方である旦那すら理解してもらえないことになってしまいます。
遠方だから行きたくない!旅行ついでとはいえ、気を遣うのがイヤ
遠いうえに行った先で気を遣う、そんなところに行きたいと思わないのが普通でしょう。
確かに、年一回の旅行ついでに遠方の田舎に帰る、そんな帰省もあるでしょう。
行きたくないという気持ちに、ますます拍車がかかってしまうものです。
単純に義母が苦手、好きになった旦那でもその母親は別な女性
大好きで結婚した旦那でも、それを産んだ母親は、これまた別な女性でしかなく、それ以上にも感じることができません。
「母親ではなく姑」だからかもしれません。
男友達の母親に対しては何も思わなくても、旦那の姑となると嫌悪感が増す、そういう女性はたくさんいます。
息苦しいのがイヤ!生活習慣から全て違う環境だから行きたくない
気を遣うのと同じで、息をするのも苦しいなんて思っているなら、当然行く足が向かないのも無理はありません。
というか、そんなところ行けません。
それほどにイヤと感じるまでには、何かしら理由があったりしますが、生活習慣が違うというのは、旦那の実家に限らず息苦しいものです。
中には旦那の実家に行きたいツワモノも!
行きたくない人からすると、信じられないことかもしれませんし、子供がいなければ理解できないでしょう。
当然、お礼さえ欠かさなければ、子供(孫)に対する頂きものは、まるまる儲かることでもあります。
これを読んで、旦那の実家に対するイメージを払しょくできたら…?意外と良い関係が築けるようになるかもしれませんね。
死ぬまで旦那の親であること!介護が必要になったとき行くと勝手が分からない
何かあってから、旦那の実家に行くことになる場合、いざ行ってみると右も左も分からない、ということがあります。
いわゆる「親の介護」ですが、嫁であるなら一度はこれに関わることが出てくるでしょう。
いざと言うときに出向いて、何もできないというのも、立場としてツラいものがあります。
最低限の頻度に加えて、結婚してある程度の時間が経ったなら、やはり顔を出して一定の関係を築いておくのが無難と言えます。
全体的に行きたくないと考える女性が多数!仕方なく行っているというのがホンネ
切っても切れない縁、それが親子であり、あなた自身はそうでなくても、結婚した旦那がそうある以上、仕方ないことでもあります。
確かに「行きたくない」と考える女性がほとんどで、仕方なく行っているのがホンネというのは聞こえてきます。
ただ、親が亡くなるまでは実家が存在します。
そのとき、子や孫が寄ってきてくれないなんて、寂しい老後を迎えることになってしまいます。
そう考えると、旦那の実家に対する考えや意識は、年代ごとにある程度は軟化していかなくてはなりません。
妻である以上は、仕方なくでも行かなくてはならない状況が訪れるので、ある程度の関係性を持つように努力しておくのが良いでしょう。
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