私にとっての人生初一目ぼれの恋は、とても痛い失敗となりました。
一目ぼれで人を好きになるということは、正直に言ってしまえば、見た目から好きになってしまうという理由がほとんどかと思いますが、そんな見た目の判断で好きになってしまったがゆえに、失敗をした思い出です。
そんな私が失敗を経験した体験談をお伝えしていきたいと思います。
出会ったきっかけは電車の中
高校生の時に、電車で通学をしていた私は、決まった時間に決まった車両を利用していました。
初めて見る人だし、校内でも見かけたことがなかったので、すぐに気が付きました。そんな彼は、この日を機会に毎日私と同じ車両に乗ってくることになりました。
いつも一人で物静かな印象ですが、それがまたかっこよくもみえて、次第に私は毎朝目で追うようになっていました。
気になる彼とは学校まで同じなのですが、私は途中で、友だちと待ち合わせをして登校していたので、気が付いたら見失っていました。
毎朝電車で見かける彼。そこから気になる存在に
彼と毎朝会うようになってからは、私の中で次第に気になる存在となっていました。
私が電車に乗り込む時にはすでにいて、きっと私よりも遠くから通ってきているんだな、くらいにしかわかりませんでした。
学校でもなかなか会わないので、学年も名前もわからずに、近いようで遠いような、そんな存在でもありました。
いろいろと考えているうちに、私の中で何かが変わっていく感覚がありました。
そして、私は彼に夢中になっていることに気が付き、人生初の一目ぼれで恋をしていました。
彼に近づくために努力をした私
一目ぼれをした私は、何か話せるきっかけはないものかと探ってはいましたが、朝の通勤通学ラッシュ時では、なかなかそんな余裕もありませんでした。
私は、一度好きになったら積極的に行動するタイプでしたので、どうやって彼に近づくことができるかを考えていました。
そこで思いついたのがお手紙を渡すということでした。
小さいメモ帳に、「お友達になってください」と一言、そしてメールのアドレスも書き添えて渡すことを決意しました。
渡すチャンスがあるとしても、連絡が来るかどうかまで考えておらず、
- 告白の返事すらないかもしない
- 明日から気まずい雰囲気で電車に乗らなくてはいけないかもしれない
- 実は彼女がいると言われて終わるかもしれない
など、ふっと頭をよぎりましたが、好きになったら行動しないと気が済まない私でしたのでほぼ勢いだけでした。
その後、私は達成感からドキドキを抑えることができずに、連絡が来ることを楽しみにしていました。
告白する前に終わってしまった一目惚れ
授業中も帰宅後もずっと携帯を気にして連絡が来ることを待っていましたが、この日は来ることがありませんでした。
なんだか一気に不安に襲われ、私はいたたまれなくなっていました。
これには予想もしていなかったのですが、内容を見たらもっと予想もしていなかったことが書かれていました。
- 彼:「手紙ありがとう。こちらこそよろしく。だけど携帯はもっていません」
まさかのケイタイを持っていないということで、私が書いたアドレスにはメールが送れないとのことでした。
代わりに自宅の電話番号が書かれていましたが、これには予想外の展開になりました。
しかし、名前と学年、電話番号がわかったので、それだけでも進展はあったとプラスに考えて、その日の帰宅後にさっそく電話を掛けました。
同じ学年だったということが分かったので、話題いろいろあると思っていたのですが、話がまったく進まないのです。
友だち経由で彼の同じクラスの人に彼のことを聞いてもらったら、女の子と話をすることが苦手な人で、恋愛には興味がないタイプと言うことを聞き、ショックを受けました。
相手をよく知った上で恋するほうが失敗しにくいことを痛感
結果的に、この恋は失敗に終わりました。
一目ぼれは見た目での判断しがちですが、私の場合、やはりもっと性格を知ってからとかからのほうが恋愛に発展しやすいと学びました。
相手をよく知ったうえで、恋に落ちるほうが進展はしやすいのだと思います。
今回の私の経験から、恋愛は急がずに、じっくり進めていくことをおすすめします。
コメントをどうぞ