結婚生活を夢見て、実際生活がスタートしてみると、理想と現実が大きくかけ離れたものだったというパターンをよく耳にします。
あこがれが現実になった時、それが理想と違っていたらどうしますか?
結婚生活をよくするためのコツを、経験を通じて感じたことなど交えながらお伝えしていきます。
育ちの違いからくるお互いの価値観
大好きな人と結婚して、結婚生活が始まった時に、大きな問題と直面する場合があります。
それは、生活をする上でのお互いの価値観です。
例えば、
- 洋服を脱ぎっぱなしにする
- 洗濯物を裏返しのまま洗濯機に入れる
- 実は好き嫌いが多かった
- お風呂上りに裸でうろうろする
といった付き合っている時だけではわからなかった状況を目の当たりにする時があります。
私の主人は、付き合っていた時は、自分の身の回りのことはきちんと整理整頓できる人だと思っていましたが、それはあくまで仕事での話であって、家庭では、まったくのだらしない生活でした。
どのように育ってきたのか、食事をしていればよくわかります。
生活感がこんなにも違うものかと、最初は驚きでしたが、一生のパートナーとしてやっていかなければならないので、あまりにも細かなところまで気にしていたら持たないと思いました。
あまり干渉しないようにすることが重要
私ははじめ、お互いに仕事をしていて、それでも夕飯は一緒に食べれるように何とか二人分の献立を考えて食事を作って、と妻としても役割を果たそうと頑張っていました。
そのことでよく喧嘩になったりしました。
また、週末もたまにはどこかに出かけたいのに、お昼頃までずっと寝ていたりすることもあり、初めに思い描いていた理想の結婚生活と大きくかけ離れたものでしたので、ショックでした。
私が考えた対処方法
そこで私は、考え方を変えて、お互いに干渉しすぎないようにしようと決めたのです。
食事に関しては、帰宅時間がどうなるかわからないので、食事を二人分作るのをやめました。
また、週末も一緒に過ごすことが当たり前と思っていましたが、そういう期待をすると、実際にそうでなかったときに悲しくなったので、自分の予定を立てるようにしました。
友だちとランチに行く約束をしたり、一人で買い物など、自由に決めようと思ったのです。
そう気持ちを変えてみると、不思議とストレスもたまらなくなりましたし、気持ちにも余裕ができたからなのか、主人にあたることが減りました。
あまりにも今まで私が主人のために、と頑張りすぎていた部分もあったので、肩の力を抜いて、決して手抜きではないけれど、期待過剰にならないように気を付けて過ごすようにしたら気持ちが楽になりました。
はじめにうまく乗せることが大事!
結婚生活をはじめてすぐのうちから、夫婦で家庭でのルールを作るといいでしょう。
後になってから作ったのでは、縛られていると感じるようになってしまうので、上手に夫婦間で決めておいたほうが後で楽です。
私が実践したコツをいくつかご紹介したいと思います。
連休などお互いに予定が合わなかったら実家に帰るようにする
これは、子どもを出産した時に、実家に長期で帰りやすくするためです。
気軽に主人に「実家に帰ってリフレッシュしてくるね」と言える状況を作っておくと、不自然にはなりません。
食事はあえて作らない
我が家の場合、主人が朝は少しでも寝ていたいとの理由から、せっかく作った食事を食べずに出勤したり、夕飯も作り置きしておいたのに飲み会だとか、よくありました。
ですので、あえて作らないようにしたところ、主人のほうから「明日は朝食べてから行くよ」や、「帰りが早いから夕飯は家で食べる」など、事前に伝えてくれるようになりました。
結婚生活の一番のコツは「忍耐」と「妥協」
お互いに育った環境が違うので、それぞれの考え方などが違って当然です。
しかし、一緒に生活をしていくうえで、多少の妥協は必要ですし、時には忍耐もいるでしょう。
理想と違っていても、いかにうまくやっていくかは、初めのうちに二人でルールを決めておくようにすれば、そこまでストレスもたまることがないはずですので、今回お伝えしたことを少しでも参考にして、いい結婚生活を過ごしてください。
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