最近はインターネットを使って交流を深め恋愛に発展する「ネット恋愛」というものも増えています。
ネット上で簡単に出会えるので、普段の生活で異性との出会いがない人にとってはとても便利なツールですよね。
今回は筆者が経験したネット恋愛からのストーカー被害についてご紹介しますので、これを参考にしてトラブルに巻き込まれず恋愛を楽しんでくださいね。
オンラインゲームでの出会い
彼との出会いはオンラインゲームでした。
当時とても流行っていたゲームで、最初のうちはゲーム内のメッセージツールを使って連絡を取り合っていました。
そのうちに、ボイスチャットを使った方が遊びやすいのではないかという意見が出てきたので、スカイプを使って通話するようになったのです。
初めて彼の声を聞いたときは「優しそうな人」だなというイメージでした。
スカイプを使っての通話はいつもグループでしていたので、二人だけでの会話はなかったのですが、ある時「二人で通話をしたい」とチャットがきたのです。
それから徐々に二人だけで話す機会も増えてきました。
彼も私のことを好きだと言ってくれましたが、「実際に会うまではちゃんとした告白はしない」と言われ交際まではいかなかったのです。
オフ会をきっかけに豹変した彼
彼と両想いになってしばらくすると、ゲーム仲間達がオフ会を開催することになりました。
もちろん私と彼も参加することになりました。
集合時間より先に行って二人でデートしてからオフ会に参加しようということになったのです。
- 「職場はどこ?」
- 「住所は?」
- 「実家の場所は?」
- 「通ってた小学校の名前は?」
など明らかに住所を特定しようとしている質問に怖くなり、好きという気持ちもどこかへいってしまうほどでした。
彼からの質問は上手くはぐらかし、何とかその場を乗り切りオフ会へと行きました。オフ会中の彼はとても静かで私に話しかけてくることはありませんでした。
オフ会後彼には何も言わずに帰り、その後自分から連絡することはなかったのです。
仕事が終わるまで職場の外で待っていることもありました。
結局私は怖くなり、オンラインゲームをやめてスカイプのアカウントを変え彼のツイッターをブロックしたのですがそれは逆効果でした。
「どうして俺を拒否するんだ!」と職場に怒鳴り込んできたのです。
最終的に上司が警察を呼んでくれたので、その後彼が勤務先に来ることもなくなりました。
現在はその職場を辞めているので、今は平和に過ごしていますがとても怖い経験でした。
相手に自分の情報を与えすぎない
ネット恋愛で危険な目に遭わないためには、相手に自分の情報を与えすぎないことが重要です。
たとえ相手のことを信頼していても、住所や本名など個人の特定に繋がることは言わないでおきましょう。
言わなくてもネット恋愛はできるものです。
また、相手に初めて会うときは必ず人がたくさんいる場所で会うようにしましょう。
人気がない場所だと犯罪に巻き込まれる確立は高くなってしまいます。
ネット恋愛でも普通の恋愛でも、トラブルに巻き込まれたくないのであれば慎重に行動するようにしてください。
ストーカー被害に遭ったら警察へ相談
ネットは誰でも簡単に使えて出会いもたくさんある便利なツールです。
しかし相手によっては犯罪に巻き込まれるケースもありますので注意しましょう。
ネットで出会いを求めている人の中には恋愛経験の少ない男性も多くいます。
そんな男性は恋愛とはどういうものなのかよく分からなくて、結果的にストーカーになってしまうということもあるのです。
そうなった場合には迷わず警察に相談しましょう。
自分一人で解決しようとは思わないでください。
ネットだけの関係だと相手の本性を知ることはできない
ネットで出会う人が皆ストーカーになるのかといったらそうではありません。
ネット恋愛から結婚して幸せな家庭を築いている夫婦もたくさんいます。
ネット恋愛を楽しむためにも今回ご紹介した体験談を参考にしてトラブルに巻き込まれないよう慎重に行動してくださいね。
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