浮気の解決方法はさまざま、そのひとつが示談金というお金で解決するやりかたです。
示談金の相場から、その請求について考えてみましょう。
あなたのやりきれない思い、きっと最善の解決方法があると思います。
目次
浮気の解決方法はいろいろある!まずは相手の誠意を見極めること
浮気された、旦那と相手が悪い!と思うのが、まず最初の感情ですよね。
謝罪はお金でそれ以外は誠意と思えない、そんな考えを最初から持っていると、上手くいくハズの計画もとん挫してしまいかねません。
浮気の場合、相手となるのは「旦那と浮気相手」です。
まずはこの両者の誠意があるかどうかを見極めること、コレが大切です。
腹が立つ気持ちより先に、ドライにお金の相談だけしても、きっと折り合いはつきません。
「イコール」で考えていると、示談金を取れたのに気持ちがスッキリしない、そんな不完全燃焼に終わってしまいます。
本当に誠意があって謝っているのか、そもそも誠意すら感じられないのか、これがまずは重要で、この先に解決方法を考えるのです。
誠意のカタチが示談金?相手を責めることができなくなる解決方法であることも忘れない
示談金って、「これ以上は責めない」という、両者の折り合い点でもあります。
気持ちの整理もつかないまま、示談金の話をしても、あとからきっと腹の立つことが甦ってきて、自分のモヤモヤは解消できません。
解決方法のひとつではありますが、これ以降は浮気相手に対して何も言えなくなってしまいます。
旦那に対しては、その後に結婚生活を続けるなら強くも出れますが、相手が街を去るということでもありません。
どうせやるなら、示談金の話で勝手な解決の前に、気の済むまで話し合いをするほうが良いかもしれません。
示談金の相場は浮気の中身次第!ざっくりと200万が基準となるのが相場
では相場は?と気になるところですよね。
浮気の示談金は、50万~300万までが大半で、平均すると200万前後となっています。
弁護士などに相談すると、悲しいことに全国的な平均もあるので、それを越えてしまうと逆に立場が悪くなったりしかねません。
浮気の程度は測れない?肉体関係があっても、普段の夫婦仲がどうかで変わる金額
「浮気の程度」って、実は測ることができません。
カラダの関係だけなのか、気持ちが動いたのか、これは当事者しか分からず、本当のことを言ってくれているのかも判断できません。
示談金の金額を決めるなら、中身よりも自分がどの程度傷ついたか、それだけしか確実なことは言えないのです。
傷つくという点で見ても、普段の夫婦関係は重要な判断材料になります。
浮気された側からしたら、「そんなの関係ない」と思うかもしれませんが、浮気した側にも理由があるので、苦しいところですが、それを聞いて判断する必要もあります。
ダブル不倫なら減額の可能性もある、あくまでも被害者がひとりの場合に一番高い金額を請求できる
浮気相手も既婚者で、ダブル不倫だった場合、示談金は一気に期待できないものになってしまいます。
男女の関係というのは、結婚以外は確実なことが言えないので、どちらが悪いだの判断が難しいのです。
そして浮気相手の旦那もまた、被害者となるわけです。
心情を抜きにすれば、あなたも浮気相手の旦那も立場は同じです。
例えばあなたは旦那を許せないとして離婚しても、浮気相手は夫婦仲が修復できたりすることも、可能性としては十分にあり得ます。
どの方向から見ても、やはり浮気は許されることではないのです。
弁護士を立てて話しをするのが最善策!
こんなときに頼れるのが弁護士です。
浮気については、被害者を含め当事者は、冷静でいられないのが普通ですから、第三者が冷静に判断するほうが得策です。
仲裁として友人を立てたりする人もいますが、自分の味方であることから、かえってややこしくなったりします。
浮気した当人が悪いのは前提ですが、物事は解決に向かうとき、冷静でないといけません。
注意が必要なのは、離婚弁護士と検索すると出てきますが、田舎や過疎部では中々見つからないので、探す手間もかかるということです。
費用についても、相談の時点で5万円~ということもあるので、やはりお金が必要になってしまいます。
それでも、気持ちの整理をちゃんとしたいと思う人は、弁護士に頼むことをおススメします。
浮気の解決を調べてみると、約6割が弁護士を利用しているというデータもあります。
弁護士を立てないと交渉できない?冷静さがあるなら自分で立ち向かう方法もある
全ての人が弁護士を立てているわけではありません。
浮気されても、約4割が自分で冷静に立ち回り、旦那と相手と話しをして解決しています。
弁護士がいなくても、もちろんOKですが、浮気相手によっては悪気もなく、むしろ居直るケースもあるので、そこに冷静でいられるかが重要です。
実際、浮気相手に会ってみないと分からないことも多く、直接対決はイヤと考えるなら、弁護士は必須と言えるでしょう。
これら全てを乗り越えるサポート役が弁護士です。
逆に言うなら、全てを自分一人でするということは、言うまでもなくハードルが高いのです。
ドロ沼になりそうなら弁護士は大前提、弁護士費用も相手に請求できる
弁護士を立てるとお金がかかりそう…と思いますよね。
先払いで立替えにはなりますが、あとから弁護士費用を浮気相手に請求できることもあります。
ただこれは、示談金と同じようにダブル不倫であったなら、難しくなります。
弁護士は依頼したあなたにとって、優位な立場で話しを進めてくれるので、浮気の解決には大きな役割を果たしてくれます。
費用が気になるところで、示談金と変わらないというケースもありますから、相談してから考えるのも良いでしょう。
男女の関係のもつれだけでなく、浮気という本来あってはならないことが起こっているので、ドロ沼になるのは必至です。
浮気を経験した人に聞いたアンケートでは、8割以上がドロ沼になったと答えています。
やはり解決には、それだけの苦労があるということも分かります。
未成年に対する浮気はなにかと厄介!相手の親と揉める覚悟が必要になる
浮気で特殊かつ、厄介なのが相手が未成年だった場合です。
未成年は恋愛にハマりやすく、まだ考えかたが幼いこともあって、周りが見えなくなっている可能性があり、本人は純粋な恋心ということもあります。
自分が結婚していて、旦那を取られたように被害者だったとしても、浮気相手は「それを分かっているとはいえ、悪気が無い可能性」もあるのです。
そんなこと未成年でもいけないのは変わりませんが、相手が未成年であることで、親と揉める可能性すら出てきます。
浮気が発覚し、相手が未成年だった場合は、相当の覚悟をしておく必要があります。
浮気はトラブルしか生まない!もし起こったのなら真摯に向き合う姿勢が大切
浮気は絶対いけませんが、あり得ない話ではないというのも、難しいところです。
しなければ起こらなかった問題ではありますが、起こった以上は真摯に向き合う姿勢が無くては、解決までにかなりツラいことも待っています。
解決とは、離婚なのか結婚生活の継続なのか分かりません。
でも、示談金という方法は、「一定のカタチ」を示すことができます。
気持ちの整理はお金で解決しませんが、それしか方法が無いとなったなら、まずは足場を固めることが大切です。
相手をよく見極め、示談金での解決方法が最善なのか、何より自分の気持ちが解消できるのかを考えなくてはなりません。
完全にコレという解決方法はありませんが、やはり一番は、第三者的な相談相手を立て、しっかりと立ち向かうことが大切です。
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