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親が同棲を反対する!同棲の許可を得るためにあなたが出来ること

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同棲したいと思っても、親に反対されて同棲出来ない、なんてことにはなりたくないですよね。

反対する親にありがちな考え方を知ってみませんか。そして、反対されないためのコツについて考えてみませんか。

親をうまく説得して、幸せな同性生活を始めましょう。

同棲したい私たちと、同棲を反対したい親たちの価値観

今でこそ、同棲は大してめずらしいことでもなくなっていますが、一昔前は違っていたということを知っていますか?

戦後の日本では婚前交渉を好ましく思わない風潮が流行った時期があり、同棲も「結婚をしていない二人が同じ屋根の下に暮らすなんて」と眉を寄せられる事柄だったわけです。(明治時代より前は、まただいぶ事情が違っていたようですが、そんな時代を生きていた親はいないので、今回は割愛します。)

いつの時代の人でも、自分たちが若かった頃の価値観に、どうしても影響を受けてしまうものです。

私たちだって、常識として覚えていたことが数十年後に「今の常識はこう変わった」などと言われたら、すんなりと受け入れられるかわかりません。

「同棲」という単語にマイナスイメージを感じている親世代というのは、このあたりが関係している可能性があります。

価値観を覆すということは、力技ではどうにもなりません。童話の「北風と太陽」のように、無理やりではなく、ゆっくり時間をかけて話し合いをすると、聞いてもらえるかもしれませんよ。

同棲を反対する親にありがちな考え方

今だと、どちらかといえば「付き合う→同棲→相性がよければそのまま結婚」なんていう考え方も「あり」とされているのではないでしょうか。

親たちの時代では「同棲=内縁関係」という考え方が強かったようです。

また、今だと「同棲で試して、相性が合わなければ結婚しないという選択肢が取れる」というメリットを考えがちですが、親世代だとそうは思えない人が多いようです。

ではどう考えるかというと、

  • 結婚という保証なしに、だらだらと若さを食いつぶす
  • 結婚ではなく同棲とすることによる、覚悟の甘さ
  • 相手に何かあった時に何の保障もない関係性

などといったデメリットを中心にしてしなうようです。

これは世代によって「同棲」という言葉から受けるイメージが違うこともありますが、それだけでは説明できません。

そこには、「親は子どもが何歳になっても、心配をする」という心理からくるものが存在するのです。ここでポイントなのは「もう子どもじゃないんだから!」という反論をすることが、説得になるかどうかです。

口で言って通じるものなら、そもそも反対されていないでしょう。

子どもを心配するタイプの親が同棲に反対しているのだとすれば、それは口だけで応戦するのではなく、行動をともなった対策を行う方が、説得の可能性が増します。

親から同棲を反対されないためのコツについて

親が不安に考えそうなことについて、一つずつ対策をとっていきましょう。

例えば「結婚という保証なしに、だらだらと若さを食いつぶす」というデメリットを考えそうな親を相手にする場合は、

  • 恋人と一緒に、両家に挨拶をする
  • ○年後に結婚する予定で、先に二人で生活を試してみたい

などと説明をしてみてはどうでしょう。

同棲という単語をあえて使わずに同棲を説明するのも、人によっては有効な手段です。

また、付き合い始めてすぐに同棲をしたいと話をすると、反対されやすいということがあります。「同棲したい」「ダメだ」のやり取りで数か月を過ごすと、親も意固地になりかねません。
  • 最近付き合いだした人がいるから紹介するね
  • 付き合って半年(または一年)経ったから、結婚を前提に話をしたいんだけど

などと、少しずつ関係が進んでいることをきちんと伝えてみるとよいかもしれません。

その上で「式の前に一緒に暮らしたい」と親に打診してはどうでしょう。同棲をしたいという気持ちが溢れすぎて見える場合などに反対されることもあります。

「冷静にメリットとデメリットを説明出来ないような、青臭い恋愛状態ならば、賛同出来ない」などと思われてはいませんか。

親から「まだ若すぎる」というような反対意見が出た場合は、実年齢が若いという意味以外の理由が含まれていないか、推理するとよいかもしれませんね。

なぜ結婚ではなく同棲を選ぶのか、親に説明できますか?

最初から結婚をしてしまって、万が一相性が悪かったら離婚となってしまうかもしれないから、同棲でお試しをしてみたいという意見もありますが、それでは親世代で納得をする人は多くないでしょう。

逆に「なぜ結婚もせずに、内縁関係などを選ぶのか」と問われるだけです。そこにあるのは、妊娠・出産・子育てを経験している親だからこそ見える、権利関係などが理由になっている場合があります。

例えば女親の場合、娘がシングルマザーになる危険性は極力避けたいと考えます。

男親の場合も、婚姻届を提出した際に得られる権利を知っていれば、「なぜその権利を得ないのか」と考えるでしょう。

例えば同棲相手が事故などで緊急手術となった場合、「同棲しています」と言っても同意書へのサインはさせてもらえません。手術の立ち会いなども、場合によっては親兄弟のみとされます。

結婚をしていれば配偶者として同意書にサインが可能ですし、立ち会いも可能です。

相続問題なども、同棲している状態と結婚している状態では、関係してくるものがまったく変わります。

そういった権利関係を全て理解した上で「それでも同棲期間を必要としているんです。なぜなら○○だから」と説明が出来るのであれば、親を説得することも、あるいは可能かもしれません。

説得の場は、同棲についての発表の場だと思いましょう

説得を論破することだと思ってしまうと口喧嘩になって話にならないという場合があります。

もしもそうなってしまったのなら、少し見方を変えてみましょう。

説得はプレゼンテーションです。

メリットとデメリットを冷静に分析したことを伝え、その上で、二人でどういう形の同棲生活を検討しているのか、しっかりと説明することが大切です。

両方の親が納得をした、楽しい同棲生活を始められるといいですね。

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