結婚して1か月、半年、1年。時が経つにつれて、うちの旦那はこういう人だったんだ!と新しい発見が多くなります
良い発見もあるのと同時に悪い発見もあり、結婚生活においては悪い発見のほうが多いかもしれません。
違う人間だからこそ面白い。自分と全く同じ考えの夫だったらつまらない。私はそう思っています。
我が家では妻である私が全ての主導権を握っているのですが、結婚当初はそうではありませんでした。
主導権を握るようなった理由、それによって結婚生活をうまく回すコツをお話しします。
目次
理系夫はお金の管理ができない人だった!貯金ゼロからのスタート
研究職の夫はバリバリの理系男子。
1+1は2でないと納得しない人です。
ところが、ある日、通帳をみたところ、貯金がほとんどない状態。
そんなはずはない、他の通帳があるはずだ、と探しまくりましたが、見当たりません。いままでの給料はどこにいったのでしょう。
金銭感覚がない困った夫
「貯金なんてしてないよ、どうにかなるし」
夫の呑気な一言にぶち切れました。お金はどうにかなりませんし、空から降ってくるものでもありません。
当時はまた子どもがいなかったので、大きな出費はなかったものの、貯金ゼロはまずい。夫に任せていては破産する、なんとかしなければ、そう決心しました。
男性はしっかりしているように見えて、金銭感覚がない人や、お金にルーズな人が多いのです。
出張が多く、食べたいものを食べたいだけ食べる、ご飯を食べたら甘いもの、甘いものを食べたら、またご飯を食べる、という肥満道まっしぐらな生活を隠れてしていました。
次男で甘く育った夫は、本当に困った人だったのです。
締めるとこだけ締めればよし!束縛しないで主導権を握る
困った人だからといって、大人の男を変えることはできません。
いいところはそのままに、決定的にダメなところは私が管理する。夫の決定的にダメなところは金銭感覚がないところ。お金を渡さなければ、食べまくることもなくなるはずです。
締めるところと自由にするところ。管理や束縛だけでは息苦しくなりますし、お互いに不満だらけになってしまいます。
アメとムチを使い分ける
夫にコンコンと説教をし、お金の管理は私が担当することになりました。
- 夫には毎月定額のお小遣いを渡す
- その範囲でなら自由にしていい
- 飲みに行くのも、遊びに行くのも自由
- お小遣いが足りなくなっても渡さない
- 高額な買い物は妻に申請して許可をもらう
最初は「足りない、足りない」と騒いでいましたが、今はうまくやりくりできるようになりました。
大きな買い物は、
- なぜ欲しいのか
- 今必要なのか
- ないと困るのか
- 買ったらどのような変化があるのか
を私にプレゼンしてもらい、検討しています。
プレゼンすることで、自分の考えがまとまり、よく考えたら必要なかった、ということもあるのです。
それをわかってもらうためにも、プレゼン形式をとっています。
ノーローンでマイホームをGET!妻の頑張り次第でここまで出来る
子どもが産まれたらお金がかかりますし、私がフルタイムで働くことは難しくなります。
貯金をするなら今しかない、ということでセッセと貯金に励みましたが、節約節約の生活はしたくなかったので、それを感じないようにしていました。
- 社宅住まいで転勤族だったため、家賃がほとんどかからず、その分を貯金に回すことができた
- 夫の健康管理のためにも外食は控えた
- 私が物作りが好きなため、必要なものは手作りした
- 少額の投資をした
これらのことを実践した結果、貯金ができるようになったのです。
やがて子どもも生まれ、夫が本社勤務になったのと同時に、マイホームを購入することにしました。
自分たちの生活は自分たちで作る
マイホームを購入することになったときの夫の希望は、自分の部屋があること。それだけでした。
貯金額、近い将来子どもにかかる膨大な教育費。
今いくらマイホームにかけられるのかを計算し、セルフリフォームを前提に、中古住宅をローンを組まずに買うことにしたのです。
マイホームを購入できるだけの貯金をしたことで、夫の私への信頼は確実なものになりました。
大きな決断をしたり、子どもの教育方針を決める際は、まず私が主導権をもち、それに夫が同意します。
これでうまく回っている理由は、夫に感謝する気持ちを持ち、夫は妻を信頼しているからではないでしょうか。
困ったところがたくさんある夫。でも、家を買うことができたのも、子どもに教育費がかけられるのも、夫のおかげです。
大変な時期もありましたが、自由と引き締めで、楽しい生活を送ることができています。
誰でも欠点はあるもの、欠点を責めるより補えあえればうまくいく!
完璧な人間はいませんし、私自身欠点だらけです。
それを変える努力は必要ですが、欠点ばかりを見ていても心地いい生活は送れません。
素敵な結婚生活を送れるかどうかは、当人次第。うまくいかないのは誰のせいでもなく自分たちの責任。お互いの努力と歩み寄りが大切だと思っています。
この人、と思って結婚したのだから、楽しい結婚生活を送れるようにしてくださいね。
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