生理(月経)中でも、彼の家にお泊り、または旅行に行くということがあります。
可愛い下着やパジャマを買ったりして、ドキドキしながら楽しみにしている女性も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にお泊りとなると怖いのが「失敗」です。
経血漏れなどは、できれば彼の前では避けたいですし、見られたくないでしょう。
今回は、生理中でも安心してお泊りできるように、気をつけたいポイントをご紹介します。
目次
「生理中のお泊りデートはあり!」と考える男性は全体の約6割
前々から決めていて楽しみにしていた彼とのお泊りデート!なのに、急に生理が来てしまった…なんて経験がある人がいるはずです。
とあるアンケート調査で全体の約6割の男性は、「生理中のお泊りデートはあり!」という結果が出ています。
それぞれあり派のなし派の意見をご紹介します。
あり派の意見
- 「別に体目的ではないし、生理で残念がるのは自分勝手な気がする」(20代)
- 「仕方がないことだし、一緒にいられれば十分」(30代)
- 「また別の楽しみ方があると思う」(30代)
もし、お泊りデートで彼女が生理になっても同じ布団で一緒に寝るだけでも、彼は満足するようです。
なし派の意見
- 「やっぱりエッチができないのは…夜モヤモヤしそう」(20代)
- 「生理痛の話も聞くし、彼女の体調が心配だから無理しないでほしい」(20代)
- 「経験上、生理中の女性の機嫌は悪いので出来ればお泊りはパスしたい」(30代)
男性が彼女とお泊りすることは、どうしてもエッチなことを考えがち。
それができないとなると、多少なりともテンションが下がってしまいます。他にも、彼女の体調を心配する意見が多かったです。
言い方1つで彼の態度が変わる!?生理の伝え方
一番重要なのは、一緒にお泊りをする彼には、必ず生理中であることを告知しておくことです。
あなたが泊まりに来ることで、彼は夜の方を期待しています。でも実際はできないわけですから、その願望を早めに打ち切ってもらう必要があるのです。
しかし、生理は男性にとってなかなかデリケートな話題。彼にも少し気を使って慎重に話しておきましょう。
告知するメリット
お付き合いしている以上、隠し事には限界があります。
告知することによって嫌われると思いますか?
大切な彼女の体のことです。
また、男性にも女性の生理について、いろいろ知識を持っておく権利があります。
お付き合いしていく上では、協力しあわなければならない場面もありますから、まずは情報を共有することが大事です。
予め告知しておけば、後でバレて驚かせることもありませんし、失敗を未然に防げるかもしれません。お互いに気持ちよく過ごすためにも、状況を報告しておくことが大事です。
「生理」というワードをなるべく使わない
男性にとって、生理は聞きなれない分ドキドキするワードのようです。また、女性にとっても、彼氏に生理という言葉を投げかけるのは多少の勇気が必要です。
でも、生理だということは分かりやすく伝えてほしいとのこと…わがままですね~。
分かった時点でメールやLINEですぐ伝える
前日もしくは当日の朝に生理が始まった場合は、メールやLINEですぐ彼に伝えましょう。彼と会っていざデートが始まってしまうと、言うチャンスが一気に減ります。
生理の時用にデートプランを変更するなど対応してくれるので、早めに伝えることをおすすめします。
申し訳なさそうに伝える
いくら自然な現象だからといって、明るく軽いノリで言ったら彼の機嫌が悪くなるかもしれません。
そうならない為に、少し残念そうに伝えるのがポイントです。
ナプキンやタンポンは十分な数を持ち歩く
ナプキン派の人も、タンポン派の人も、油断せずいつも使い慣れているものを十分な数持ち歩きましょう。
もし足りない場合は、少し多めになってもいいのでコンビニなどで早めに調達しましょう。
こまめに取り替えることを忘れずに
生理中はトイレの回数が普段より多くなる人が多いです。お腹の調子が不安定になる人もいます。
できれば、トイレの回数が増えて、その度にナプキンを取り替えるなどした方が清潔ですし、匂いも気になりません。
身だしなみもチェックできて、一石二鳥です。
多少荷物はかさばるかもしれませんが、ナプキンの数はしっかり準備しておいて、こまめに取り替えるようにしましょう。
生理の失敗は想定しておく
経血が下着についてしまう、服についてしまう、などの“生理失敗あるある”は誰にでもあります。
そのため、失敗を予防するのと同時に「もし失敗しても大丈夫」と安心するための対策もしておきましょう。
下着や服の替えは必ず用意しておこう
生理での予期せぬ失敗は誰にでも起こります。
そのため、予め「白のパンツスタイルは避ける」であるとか「ガードルを履いて保護する」みたいな人も多いです。
もし万が一失敗したときのために、下着などの着替えを準備して持ち歩きましょう。
滅多に起こることではありませんが「失敗してもいい」と思えると心に余裕が生まれます。
彼からのお誘いは断る
お泊りと言えば、彼氏とのいちゃいちゃタイムが重要ですが、生理のときはできればお断りしたいです。
汚れる不安もありますし、生理の初日や2日目だと、生理痛が酷い女性が多いです。
出来る限りのスキンシップでOK
お泊りだからと言って必ずしも性的な接触がなければならない、ということではありません。
とくに、長続きするカップルは、毎回しているわけではなく、当然生理のときはお休みします。
体に触れる意外にも、恋人同士のコミュニケーションがあります。
また、「楽しく過ごせそうにない…」と自分で分かっているようなら、断る勇気を持ちましょう。
生理中はホルモンバランスが崩れるので、情緒不安定になる女性も大勢います。些細なことで彼と喧嘩してしまう原因にもなりかねません。
しっかり断ることによって結ばれる絆もあります。恐れずに「今日はできない」と伝えましょう。
使用後のナプキンの取扱いには注意
使用後のナプキンの処理には困ります。
匂いもありますし、彼の家などにお泊りする場合は捨てる場所がありません。このようなナプキンの処理はどうしたらいいのでしょうか。
使用後のナプキンは持ち帰る
使い終わったナプキンは、基本的にはすべて持ち帰るようにしましょう。
旅館やホテルなどで、汚物入れがある場合は利用してもOKですが、基本的には持ち帰ります。
カバンやナプキンポーチに汚物専用のビニール袋を用意しておいて、ねじって口を留めておけば大丈夫です。不安な場合は袋を二重にしておきましょう。
これは彼にとってダメージが大きい作業です。彼の負担にならないように、自分で責任持って持ち帰ってください。
匂い漏れが心配な場合は、赤ちゃんのおむつ用のビニール袋が売っているので利用しましょう。ジップロックなども利用しやすいです。
お風呂には細心の注意を払って
お泊りをするということは、お風呂にも入ります。
生理中のお風呂で、しかも外泊ということなので、できれば湯船に浸かるのは避けたいです。シャワー浴がおすすめです。
出るときに経血汚れのチェックを
お風呂タイムで主に注意したいのが“お風呂を出るとき”です。
- お風呂の床
- 排水口
- 脱衣所の床
- お風呂のマット
などに経血がついていないかチェックしましょう。
よく見落とされるのは「お風呂の椅子の下」です。流し忘れが残っている場合があるので注意しましょう。
“立つ鳥跡を濁さず”の精神で、汚れを残さないようにしましょう。
漏れない工夫は徹底的に!W使いで経血をブロック
お泊りで心配なのは、夜眠っている間の経血漏れです。
朝起きたら大変なことになっていた、という人も多いのではないでしょうか。とくに夜間、出血が多いときは、どのように漏れ対策を行えばいいのでしょうか。
ナプキン以外のものを利用する
人によって経血の量は異なり、中には「とても多く、夜用のナプキンでも漏れる」という人がいます。
このような人の場合、絶対経血漏れを避けたい場合は“ナプキン以外のものを同時に利用する”という手段があります。
- “夜用ナプキンと長時間用のタンポン”を一緒に使う
- 普段のナプキンにプラスして吸収力をアップさせるアイテムを使う
下着のズレを予防する
中には、体に合わない下着を身に付けることによって、ズレて経血が漏れてしまう人もいます。
少し大きめの下着で隙間ができてしまう、という感じです。
また、ズレが心配な場合は、下着の上からガードルや防水オーバーパンツを履くなどして保護してもいいでしょう。
ただし、ガードルは締めつけがあるので、長時間履き続けることはおすすめできません。あくまで漏れ防止の対策として一時的な使用にとどめておきましょう。
寝具の上にバスタオルを敷く
寝具に経血が漏れてしまうのを防ぐために、バスタオルを敷いて眠る人も多いです。
夜用の長いナプキンを使用するのと同時に、念のため、バスタオルを敷いてから眠ると安心です。
どうしてもカバー出来なかったらどうしよう?嫌われる?
万が一、失敗しても大丈夫です。
この失敗によって彼から嫌われてしまう心配はありません。
もし嫌われてしまった場合は、おそらくそもそもあまり好きではなかった、という証明にしかなりません。
女性の生理への理解
「女性の生理は大変なんだ」と理解できている男性は、実際には少ないと言われています。
知らないままの人が多く、知る機会が少ないからです。
男性は女性の生理について「どういう感じなのか」など質問をしてくる機会もあるでしょう。
そういったときは、是非詳しく解説しましょう。知っているのと知らないのとでは雲泥の差があります。
もし彼とのお泊りで失敗したとしても、ひとつの経験であり、財産となります。
申し訳ないと萎縮しすぎず、しっかり謝罪した上で「今後、こういうことが繰り返される可能性は十分あります。これが女性の体です」と事実を受け止めて解説しましょう。
対処をバッチリしておけば、生理中でもお泊りを諦めなくてOK!
「生理だから」と言って、お泊りを諦めたりお出かけを諦める人がいます。
もちろん、腹痛が酷い場合は無理せず休んだ方がいいです。
しかし、痛みもないのに、ただ“経血漏れが心配”であるとか“彼氏に迷惑かけたくない”と考え、中止にしてしまうのはもったいないです。
でも、大丈夫です。あらゆる手を尽くせば経血漏れは防げますし、今はとても良い製品があります。
いつも以上にリラックスして、生理中でもお泊りを楽しみましょう。
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