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彼氏が宗教に入信している場合の12の対処法!結婚はどうなるの?

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日本では主に仏教徒が多いですが、そのほかにも神道やキリスト教を信じている人がいます。

また、それ以外にも聞きなれない新しい宗教に入信している場合もあり、宗教観は人それぞれ違います。

たまたま出会って婚約した彼が宗教に入信していた、ということも珍しい事例ではありません。少なくとも、男女で信じている宗教が異なると夫婦になることが難しいように思われます。

今回は、もし婚約者の彼や、彼の家族が宗教に入信していた場合どうするのか、ということで12の対処法をご紹介します。

最終的にどうするかはご本人の意思次第ですが、どのような選択肢があるのか見てみましょう。

彼だけ脱退できないか説得する

彼や彼の家族が宗教に入信している、と聞いて絶望する人は多いですが、中には「彼だけ脱退して、普通に結婚した」という人がいます。

この場合、彼の信仰心の強さにもよるのですが「実はあまり信じていない」という男性が多いのも事実です。

両親が信仰していたというだけで、彼本人に特別な信仰心がない場合は、結婚を期に脱退を選択する場合があります。そのため「彼が宗教に入信」と聞いて絶望しないでください。

その宗教のルールにもよりますが、加入も脱退も自由という場合があります。彼女から「脱退して」と頼まれて宗教を捨てる選択をする男性もいるので、まずは説得してみましょう。

妻である自分自身も入信する

宗教によっては、近親者はすべて宗教に加入するように勧められる場合があります。そのため、彼と結婚すると同時に宗教に入信する女性もいます。

もちろん強制ではありませんが、ほかに信じる宗教がなく、そういった宗教にもともと興味があった、悪くないなと思えるのであれば、そのまま入信してしまうという方法もあります。

ただ「どうしても嫌だ、絶対に無理」という気持ちがある場合、その気持ちを押し込めて、彼との結婚のために入信してはいけません。

信仰は自由とする

たとえば国際結婚をする場合、多くは異宗教徒同士で結婚することになります。

そのため、夫婦でそれぞれの宗教を信仰し、それぞれを尊重するという方法があります。

国際色の強い職場であっても、別の宗教を信仰している人同士が一緒に働くことは珍しくありませんし、だからと言ってその中で宗教への勧誘や言い争いが行われるということもありません。

結婚したからと言って必ずしも改宗しなければならない、ということでなければ、それぞれが別の宗教を信仰したまま籍を入れるという選択もアリです。

ただし、これを実現するためにはお互いに深い理解と尊重が必要となるでしょう。

同棲してみて決める

宗教に入信している人と結婚するとどうなるのか、多くの人は予想できません。そのため、結婚する前に一旦同棲してみる、というのも良い手段です。

宗教に関してどうするのかも、一緒に暮らしながら深く話し合いすることができますし、彼が宗教を信仰している様子(お教を唱えるなど)を間近で見ることができます。

彼の宗教がどんなものなのか理解できない、イメージがわかないという場合は、結婚するしない、という結論を急ぐのではなく時間をかけて考えてみてもいいでしょう。

結婚はせずに様子を見る

同棲するのではなく、交際期間を伸ばすという方法もあります。この時に、一旦婚約に関しては一時中断し、お互いの理解を深める時間を過ごします。

お互いの宗教観の違いや、絶対に譲れない点など、話しあってみなければわかりません。

また、結婚して一緒に暮らすことをゴールとして話し合うのではなく、まずは異宗教の人間同士でどれほど理解し合えるか、ということを課題にして付き合ってみましょう。

交際期間を引き伸ばすことによって彼の本気度や、結婚に対する姿勢、心境の変化などを観察することができます。

自分の中でも心の整理ができるので、1年くらいを目安にじっくり付き合ってみましょう。

家庭内のルールを決め結婚する

彼が宗教に入信していても、そのまま結婚する夫婦がいます。妻は入信しませんが、家庭内には厳しいルールがあります。

たとえば、宗教に支払うお金の管理のことや、生まれてくる子供の宗教観についてなどです。

厳しいルールを守りながら生活することでお互いがスムーズに生活することができます。もちろん、妻側の要望だけでなく、夫の理解も必要ですし、彼のご家族の倫理観も重要です。

ですが、宗教に限らず赤の他人同士が同じ屋根の下で暮らす、ということはこのような細かい決め事は必要不可欠なので、ルールを作って「これで家庭が運用できる」と確信したのであれば、実行してみるといいでしょう。

彼の両親と離縁する

彼の両親が「絶対、結婚したら妻も加入させる、妻の両親も加入させる」と考えている場合があります。

とくに信者を増やそうとしている宗教団体の場合、勧誘行為が過激なところがあり、信仰心が強い人ほど勧誘も熱心です。

しかし、本人同士は結婚したいと考えているが入信の予定はない場合、残念ながら彼のご両親と縁を切る形で結婚する人もいます。彼はそのまま脱退するなどして、宗教とは関係のないところで自由に生活します。

宗教が絡んでいると、両親から猛烈に反対されるケースも少なくないため、結婚するためには駆け落ち同然になることもあります。

自分自身の両親と彼と彼の両親を離縁する

こちらは、妻の両親が結婚を許可しなかった場合です。宗教に対して偏見を持っているご両親がいることも少なくありません。

もちろん、彼との結婚は反対されるでしょう。

こちらも同じく駆け落ち同然で結婚することになります。必ずしも理解が得られるとは限りませんが、説得を重ねてダメだった場合も想定しておきましょう。

ただ「勧誘しないのであればOK」と許可してくれることが多いので、やはり彼の姿勢や、彼の両親の考え方にもよります。まずはしっかり説得し、理解してもらえるように努力しましょう。

結婚をして様子を見てみる

宗教に入信している彼と結婚をしたらどうなるのか。これは実際に結婚してみないことにはわからない部分があります。

そのため、最悪ダメだった場合は離婚するとして、結婚してみるというのもありでしょう。

ただし、子供に関しては、お互いに理解できてから、という方向で計画的に進めましょう。やはり、いくら結婚前に話し合っても机上の空論に過ぎませんので、実際に結婚してみることによって感覚を知ることができます。

好きだし結婚したいし、かといって宗教の件だけは簡単には飲み込めない、という場合は、結婚してから理解を深める方法もあるでしょう。

勧誘はしないと約束させる

宗教に入信している人の中には、勧誘に熱心な人がいます。

宗教そのものは否定しないけれど勧誘は嫌、と考えている人が多く、宗教関係者が嫌われる原因ともなっています。

勧誘だけがネックになっている場合「絶対に勧誘しない」という約束をさせてから結婚する、という方法があります。とくに妻の両親や親戚への勧誘は、絶対にしないと約束を守ってもらわなければなりません。

妻側の家族にも信仰する別の宗教がある場合、宗教同士の対立が起こることもあります。

また、しつこい勧誘が理由で離婚させようという動きになる可能性もあるため、慎重に説得しましょう。

子供の信仰は自由にすると約束させる

彼の宗教の信仰は自由であるならば、生まれる子供の信仰も自由です。

そのため、生まれてくる子供の宗教に関して心配している女性は多いです。

まだ物心つく前からお教を唱えさせたり、勉強会に連れて行くということがないように、ルールを決めておく必要があります。信仰はすべての人に自由がありますが、子供は親に従うしかないため拒否できません。

そのため、子供が物心つくまでは宗教に触れることがないように育て、自分の考えがはっきりしたところで自分で決めさせる、という形にする人が多いです。

何かの宗教が特別に悪い宗教である、とは言えないのですが、選択権を奪ってしまわないように夫婦でしっかりルールを作ってから結婚するといいでしょう。

どうしても無理なら婚約破棄する

お互いの考えが相容れない場合は、婚約破棄するケースもあります。

やはり結婚は当人同士が良ければそれでいいという問題ではなく、両者の親戚も関係しています。

同じ宗教の信者同士で結婚することを推奨している宗教があったり、宗教に入信している人に偏見のある人もいたりで、両家の理解が得られずに婚約破棄、というパターンです。

こういった場合は残念ですが、婚約破棄した方がお互いにとっても良い、という結果の場合もあります。

宗教観の違い、という大きな溝を埋めることは難しいので、もし婚約破棄になった場合でも、お互いにとっての最善の道を選んだということで前向きに捉えましょう。

宗教問題は一筋縄ではいかない!しっかりと将来を考えて

宗教が原因で世界的な戦争が起こっているように、宗教観が違うということは考え方にも影響し、一筋縄ではいかないものです。

宗教が絡んでいなくても結婚生活を維持していくのは難しいことですから、ひとつの大きなハードルとなるでしょう。

しかし、結婚が難しいこととわかった上でいろいろ動いてみることで、見えてくるものや経験できるものがあるのではないでしょうか。

まずは話し合ってみなければわかりません。お互いの要望や考え方を我慢せずに相手に伝えてみましょう。

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