結婚したらいいお嫁さんになれるね、と言われるタイプの女性ほど、結婚できていません。
彼女たちには、ある苦悩があります。
今回は、そんな良妻賢母になれる可能性を抱きながらも、なぜか男性にモテないまま独身生活を送る女性の5つの苦悩についてご紹介します。
目次
結局わがままな女の方がモテる!
将来はいいお嫁さんになれるね、と言われて育った女性ほど、結婚できずに社会をさまよっているのではないでしょうか。
両親には厳しく育てられ、我慢を重ねてきた女性が当てはまりますが、社会に出てまず思うことは「あれ?結局わがままな女の方がモテるじゃん」ということではないでしょうか。
わがまま末っ子タイプが男子は好き
兄弟姉妹が多いと、どうしても長女が厳しく育てられ、末っ子が甘やかされて育つ、という環境になります。
このとき、長女や長男が理不尽を強いられているのに対し、末っ子は甘やかされてすくすく育ちます。
結果、自分の本心に素直で、自分を大切にする人間に育ちます。末っ子タイプがモテる理由は、自分を一番に優先する前向きな姿勢です。
「私が一番大事にされて当然でしょ?」と考えている人は、魅力的に見えるからです。
若干の傲慢さはあったとしても、わがままな人は周囲の視線を惹きつけます。
どうして長女はモテないの?
逆に長女として育った人は、妹や弟の世話をしたり、ときに親代わりとして行動したり、中には親の面倒を見るなどシビアな体験をしている人が多いです。
自分の本心を我慢して誰かのために献身的に行動することが多いため、わがままを無意識に封印していまいます。
結果、わがままを言わない真面目な性格の人が損な役回りを一手に引き受けることになります。
男性も同様、わがままな女性をお姫様のようにもてはやし、長女タイプの真面目な女性は召使いか奴隷のように扱います。
男性の目にはそもそも女性としては映っていない、というのが長女タイプです。
優しくしても優しくされない
良妻賢母系女子は、時々こう思います。「私はみんなに優しくしているのに、私は優しくされていない気がする」と。
なぜ頑張ってみんなに尽くしても感謝されず、それが当たり前になっているのでしょうか。
人は感謝しない生き物だから
みんながお互いに感謝し合い、優しくし、優しくされる世界だったらどんなに素晴らしいでしょうか。
しかし現実はそうではなく、優しくされてもそれを当たり前として受け取って感謝すらしない人がゴロゴロいます。
もちろん、受け取る側が感謝しないのが悪く、優しくしてあげた人の心がけが素晴らしいのですが、どうやら世の中には自己中心的な人の方が多いようです。
ただ、人に優しくすることによって、得られるものもあります。「今日もいいことをした」という自己満足です。
人に優しくすることによって損失を被ることもあるので、優しくする相手はしっかり選ぶようにしましょう。
“家庭的”は武器にならない
そろそろ適齢期、という時期になると気が付くことがあります。それは婚活や恋活という現場で「家庭的である」という点が一切武器にならないことです。
料理や掃除、お裁縫など、一通りできたとしても、それらは一切加点対象になりません。
家庭的なほどに奴隷感が増す
「家事が得意です」これは確かにお嫁さんにするにはポイントが高い、と言われる時代がありました。
しかし、今は夫婦共働きの時代なので、むしろ「家事は一切できませんが、しっかり仕事して稼げます」という女性の方が売れゆきが好調です。
主婦になるという時代はもう終わり、家事なんて出来る範囲でやればいいのでは、という考えの人が増えています。
そのため、家事ができますと宣言することによって、仕事も家事も子育ても全部完璧にやります、という宣伝になってしまいます。
少なくとも、現在の婚活市場においては家庭的というワードは武器にはなりません。
他人の面倒を見る人生
良妻賢母系女子は、知らぬ間に他人の面倒を見る人生になっています。
「この人は優しい人だ!」と面倒な人が群がり、自分の大事な時間や財産を消耗することになってしまいます。
ひどい場合、本人もそのことに気がつかず、他人の面倒を見ることを生きがいと感じるようになってしまいます。
ダメンズが引っかかりやすい
良妻賢母系女子は、他人の面倒を見ることに慣れているため、ダメンズにも引っかかりやすく、ダメンズが寄ってきやすい体質になっています。
ダメンズは“面倒を見てくれる都合のいい女”を探し出すプロですから、格好の餌食になっているのは言うまでもありません。
しっかりした真面目で優しい女性ほどターゲットにされるため、ダメンズ対策をしておかなければ、連続でダメンズに引っかかる不幸にも見舞われます。
上手に人の意見を参考にしたり、信頼できる人に紹介してもらうなど、自分ひとりで選択決断しない方がいいでしょう。
お母さんポジション
良妻賢母系女子のことを、周囲の人は“お母さん”だと勝手に認識しています。
もちろん、誰のお母さんでもないのですが、勝手にお母さんポジションに決められ、あらゆる面倒事を押し付けられてしまいます。
「どうして私がこんなことをしなきゃいけないの?」という雑用を任されたり「あなたがやらなくちゃダメじゃない」とほかの人はやらなくてもいい雑事を名指しで押し付けられた場合、すでにお母さんポジションに収まっている可能性があります。
優しくて真面目でいい子ほど、このお母さんポジションを与えられることが多く、中には「お母さんポジションの人は文句を言わないからひどいことをしてもいい」として、セクハラやパワハラの対象とする人もいるので、注意が必要です。
顔は悪くないのに?
良妻賢母系女子は、こう思います。「私、そんなにブスじゃないのにどうしてモテないの?」確かに、良妻賢母系女子は顔は悪くないのにモテません。なぜなのでしょうか。
男は顔よりオーラを見る
良妻賢母系女子は顔が良くてもモテません。なぜでしょうか。
男性に見る目がないのでしょうか。男性は、女性の顔面の造形よりも、その人が放つオーラを見ています。
しかし、オーラが見えるわけではありません。オーラとは印象です。
良妻賢母系女子は、頭が良い人が多く、顔も悪くありません。
しかし、どこか「完璧に仕事しなければならない」であるとか「期待に沿わなければならない」といった脅迫概念に追いかけられて生きている人が多いです。
自分のやりたいことを後回しにして他人に尽くすので、結果的に自分を満足させることができず、知らぬ間に不満がたまっています。
「私はこんなに辛いのに、なんでみんな楽しそうに笑ってるの?」という黒い気持ちがあるのではないでしょうか。
男性は、明るくて楽しそうなオーラを好みます。
つまり、どれだけブスで部屋が汚くてろくに家事ができない女性であったとしても「付き合ったら楽しいかも」という誘惑に勝てないのが男性です。
苦労が滲んだ顔
良妻賢母系女子は、辛い経験を多くしているのではないでしょうか。
このような、一見すると“厳しそうな人”を男性は敬遠します。中身は「他人に優しく自分に厳しい」のですが、それが相手には伝わらないのです。
「一緒にいたら怒られるかもしれないから嫌」「俺、女の人には優しくされたいんだよね」という男性が大半です。
きれいな顔立ちで美人に属しているのに男性からモテないのは、そういった“強い、厳しい、シビアな印象”を与えてしまうからです。
結婚はしたくないけど愛人として傍に置いておきたいタイプ、と言われることもあります。
良妻賢母系女子はどうしたらいいのか
良妻賢母系女子は、どうすれば男性に好かれ、自由に生きることができるのでしょうか。
もしこの良妻賢母のまま誰かと結婚しても、苦労をひとりで背負い込むことは目に見えて明らかです。自分より他人を優先しているうちは、どこまでいっても満足感は得られません。
確かに、良妻賢母系女子は今までの環境に適応してきたがゆえに、そういうポジションを与えられてしまった不幸な立場です。本人は悪くありません。
ただ、もしこの状況を変えたいのであれば、自分から変わろうとしなければなりません。
本当の自分は何がしたいのかを見つけたとき、やっと自信を得ることができるでしょう。
良妻賢母を卒業しよう
古きよき日本の良妻賢母的な女性、という存在は、何より当時の女性たちの努力と我慢で成り立っていました。
今は時代が移り変わり、モテる女性の素質も変化しています。
良妻賢母系女子は、素直で優しく真面目な良いお嬢さんです。優しいがゆえに、周囲の期待に応えようと無理をしています。
不要な圧力に屈することなく、自分らしさを取り戻し、モテる女性に今からなることができます。
これからは他人にではなく、自分に優しくしましょう。
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