災害時の恋人との連絡手段は決まってる?決めておくべき連絡のルール

普段恋人と何気なく使っている電話などの連絡手段。LINEやメールなど、連絡手段は様々で、とても便利なツールがたくさんあります。

しかし、もし、災害が起こったとき、恋人や家族などの大切な人との連絡について考えたことがありますか?

彼が無事なのか、家族はどこに避難しているのか、災害時にはわからなくなってしまうことがあり、安否を知る方法を事前に確認しておかなければ、不安が増大してしまいます。

災害時の安否確認や連絡手段について、聞いたことはある、という方は多いですが、実際の使い方を熟知している方はあまり多いとは言えないのが現状です。

今回は、災害時に大事な人の安否を確認し、連絡を取る方法をご紹介しますので、なにかあったときには活用できるようにしておいてくださいね。


災害時の連絡手段は限られる!必ずしも連絡が繋がるわけではない

災害発生時には、安否確認のため、一斉に音声通話が集中し、つながらなくなるのです。総務省の報道資料では下記のように発表しています。

地震等の災害発生時は、被災地への音声通話の集中等により通信回線が大変混雑し、電話がつながりにくい状態(輻輳(ふくそう))になります。平成23年3月11日の東日本大震災の直後も、輻輳状態が発生し、携帯電話事業者によっては最大で平常時の50~60倍以上の通話が一時的に集中するなど、電話が非常につながりにくい状態が続きました。

上記のように、音声通信がほぼ機能しない状況になってしまうため「携帯を持っていても使えない状況がある」ということを理解しないといけません。

連絡手段のルール化

このような状況に陥ることを想定し、恋人や家族とどのような連絡手段をとるのか、どこに避難するのかを決めておくことをおすすめします。 

ルール化していれば、「どうしよう」「無事かな」となることを防ぎ、安否の確認後、次の行動へスムーズに移ることができるのです。

避難しなければならない状況のとき、何をもっていけなければならないのか、それも合わせて準備しておきましょう。

▼「女性が避難する時に準備しておくものリスト」をご紹介しています。

▼「避難する時に日常から準備しておくもの」をご紹介しています。

これらの準備が完璧と言える方は少なく、関心があるようで、なかなか現実味がないことが多いですが、自分はもちろん、大切な人達の命を守るため、常日頃から意識をもっていくようにしてくださいね。

「災害用伝言サービス」はいざというときに活用すべき!

災害用伝言サービスをよく理解している方はどのくらいいるのでしょうか。これを知らなければ、安否確認、連絡はほぼ不可能になってしまいます。

本来なら、国民全員が知るべきことですが、まずは恋人、家族など、自分の周りの大切な人と確認しあい、相手が知らない場合は、知ってもらうようにしなければいけません。

自分だけがわかっていても機能しないので、お互いの災害への関心を高める意味でも、周知は必要です。

災害用伝言ダイヤル(171)

総務省の報告書にもあるように、大きな災害時には、電話がつながらない可能性が高く、この状況が数日間続くことも予想されます。

災害伝言ダイヤル(171)は、災害時に利用可能なNTT東日本・NTT西日本が提供する、被災地の方などが電話番号をキーにして、音声情報として、録音・再生するボイスメール。

加入電話・ISDN・公衆電話・ひかり電話・災害時に避難所にNTTが設置する特設電話から利用可能です。

< 操作方法 >

  1. 171をダイヤル
  2. ガイダンスに添って、録音の場合は1、再生の場合は2をダイヤル
  3. 連絡を取りたい相手の電話番号をダイヤル
  4. メッセージの録音、再生が可能

上記は操作方法の要約になりますので、詳細はNTTのHPを確認してみてくださいね。

「NTT東日本の災害用伝言ダイヤル(171)のご利用方法」
NTT東日本,災害用伝言ダイヤル
災害用伝言ダイヤル(171)の使い方に関するPDF

【 NTT東日本 】
北海道、 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
新潟県、長野県、山梨県、静岡県熱海市泉地区、裾野市茶畑地区

「NTT西日本の災害用伝言ダイヤル(171)のご利用方法」
西日本電信電話株式会社 災害用伝言ダイヤル(171)
災害用伝言ダイヤル(171)の使い方に関するPDF

【 NTT西日本 】
石川県、富山県、福井県
愛知県、静岡県(熱海市泉、裾野市茶畑以外)、岐阜県、三重県
京都府、大阪府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県
広島県、岡山県、山口県、島根県、鳥取県
香川県、徳島県、高知県、愛媛県
福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

災害用伝言板

災害伝言版とは、NTTドコモが提供しているサービスです。

「災害用伝言板」とは震度6弱以上の地震など、大きな災害が発生した時に、被災地域にお住まいまたはご滞在中の方が、ドコモの携帯電話やスマートフォンからご自身の状況を登録していただくことができ、登録された安否情報はインターネットなどを通じて、全世界から確認※2していただける災害時専用のサービスです。

事前に指定した人達に対して、災害用伝言板に登録したことをメールで知らせたり(登録お知らせメール)、被災地の方に災害用伝言板への安否情報の登録を依頼(登録お願いメール)することもできます。

< アクセス方法 >

  • iMenu → 災害用安否確認 → 災害用伝言板
  • dメニュー → 災害用安否確認 → 災害用伝言板

登録、録音については、利用可能時に画面に表示されますが、ドコモのHP上などで一度確認しておくようにしましょう。

災害用伝言板(web171)

平成24年8月末から提供されているのが「災害伝言版(web171)」です。

かつて駅などに設置されていた伝言版のWEBバージョンといえば、イメージがわきやすくなるでしょうか。

この災害伝言版(web171)は「災害用伝言ダイヤル」と連動しているため、録音されたメッセージを確認することも可能なのです。

利用に関しては、登録や動作環境などもあるため、事前にNTTのHPで確認しておきましょう。

災害用伝言板(web171)

災害時音声お届けサービス

安否音声をファイル化し、パケット通信により送信するため、電話がかかりにくい状況でも安否確認などが可能となっているのです。

震度6以上の地震など大きな災害発生時など、音声通信に代わってパケット通信により音声メッセージを届ける災害時専用のサービスが「災害時音声お届けサービス」です。

これは携帯会社各社が個別に提供しているサービスなので、利用には多少の違いはありますが、基本は専用のアプリをダウンロードします。

安否確認を取りたい人と携帯会社が異なっていても、相互利用が可能なので、押さえておくべきサービスになります。

安否確認はやはりLINEが一番使いやすい!災害時での活用方法を知っておこう

LINEは連絡手段として、生活に欠かせない存在。スマホユーザーなら誰もが利用していますよね。そのLINEが誕生した背景をご存じですか?

LINE公式ブログにはこのように記されています。

LINEは、2011年3月の東日本大震災発生時にはまだこの世に存在していませんでした。まさに開発途中だったので、社員一同、「こういうときにこそ、大切な人と連絡を取ることができるサービスが必要だ」と強く感じ、3ヵ月後の6月にLINEを誕生させました。「既読」マークは、相手が緊急事態で返信すらできなくてもメッセージを読んだことが伝わるように、と付けた機能です。大事なときの“ホットライン”としても使えるように、という想いを込めて、「LINE」はできあがりました。

既読の意味、LINEという名前の由来がよくわかるメッセージですよね。インターネット回線がつながっていれば、LINEは利用可能。

災害時にこそ、利用すべきなのです。

グループトークで安否を確認する

家族、友人など、身近な人達とのグループトークは、災害時の安否確認にもなります。

自分は安全です、という投稿をすれば、既読の数を確認することで何人に伝わっているのかがわかるのです。

趣味のグループ、会社のグループのほかに、家族、親族など、普段はグループトークをしない人達とも、災害に備えてグループを作っておくようにしましょう。

グループトークの使い方65121

ノートで位置情報を知らせる

待ち合わせなどで使用されるノートですが、災害時に自分のいる位置を知らせることができます。

恋人が今どこにいるのか、位置情報だけでも送信されてきたら安心しますし、これから向かおうとしている場所なども把握できるのです。

位置情報サービスをオンにすれば知らせることができるのですが、電池の消耗が早いという声もあるので、知らせるときだけオンにしてあとはオフに切り替えておきましょう。

災害時はすぐに充電できるわけではないので、この点に注意してください。

ノートの使い方365452

現状を知らせるステータスメッセージ

「友だち」ページで自分の名前の横に表示されるメッセージが「ステータスメッセージ」です。

LINEでグループトークになっていなくても、友だちになっている人全員が見られるので、ひとりひとりに送信しなくても確認してもらえます。一斉に見てもらえるので、活用するべきですね。

ステータスメッセージ

タイムラインを使う

大規模な災害が発生した時、タイムラインで自分の状況を報告することが可能です。

この機能はラインで自動的に送られてくるものです。

どこにいるのかをメッセージ付きで公開することが出来るため、被害状況や安否を報告しましょう。

ここでは、LINEの緊急時に利用できる主な機能をご紹介しましたが、他にも利用できる機能はありますので、確認してみてください。

また、こちらのLINEのHP上では「緊急時に役立つLINEの使い方」をダウンロードすることも可能です。

「緊急時に役立つLINEの使い方」はコチラ

目に見えるところにはっておいてもいいですし、家族に渡してもいいですね。

避難場所を確認しておこう!大切な人と落ち合う場所は決めておく

恋人と同じ会社、一緒に暮らしている、など常に一緒にいるのであれば、災害発生時にも比較的連絡はとりやすく、同じ場所に避難することも可能ですが、そうではない場合、避難場所の確認、ルール化は重要です。

自宅や会社の近くの避難所はどこか、それを確認しなければ、どこにいるのかわからなくなってしまいます。

連絡が取れなくなることを想定する

伝言ダイヤル、LINEなどで現在位置を確認することはできますが、全ての連絡手段が途絶えることがないとは言い切れません。

そうなったとき、避難場所、もしくは2人が落ち合える安全な場所の確認をしておけば、会う事ができるのです。

自宅にいるとき、会社にいるとき、それぞれの避難場所を確認しておくようにしましょう。

複数の連絡手段を知っておくことは大事、事前に備えよう!

これまでいろいろな連絡方法をご紹介してきましたが、ひとつに絞らず複数の方法を知っておくようにしてください。

また、スマホなどは充電しなければいけないので、いざ使用しようと思ったときに電池切れ、とならないように、防災グッズに充電器は必ず準備しておきましょう。

災害時には固定電話よりスマホ、携帯電話が圧倒的に活躍するので、その活用術をよく理解し、どこでも充電できるように充電器を備え、少しでも連絡がとりやすくしておくべきです。

その場ではなかなか冷静になれないため、常日頃から意識していくことをおすすめします。

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