男性とも気軽に友達になれたり、男女関係なく仲良くなれる、ちょっと男勝りで男勝りな女性がいます。
「私もそうだよ!」という人も多いのではないでしょうか。
このような、男の子っぽい女子は、同性から嫌われることが多く、それによる悩みが多いのも特徴です。
- なぜ男勝りな女性は同じ女性から嫌われるのでしょうか。
- なぜ目の敵にされたり、嫉妬心を燃やされてしまうのでしょうか。
7つの理由をご紹介します。
目次
男性に近づくために男っぽくしていると思っている
もし女性しかいない国があったとしたなら、そこで男勝りな女子は嫌われるでしょうか。それはそうとも限りません。女子が嫌われるとき、必ずそこには男の存在があるのです。
トラブルの根源は男性にあり
女子の生徒しかいない、女子高があります。
なぜこのような女子が同性から嫌われるのかというと、女性が持っている“男性への執着”や“独占欲”が関係するからです。
男勝りな女子は、あまりそういったものに執着しないので男性とも友達になれます。
女性だけの国があれば何も問題がないか、と言えばそんなことはないのですが、とくに男勝り女子に対する風当たりが強くなるのは、この“男性が絡んだ時”が最も多いです。
暗黙のルールを守らないことに耐えられない
人にはどうやら、目には見えませんが暗黙のルールというものがあり、そのルールに従って生きることが“社会的な秩序”のようです。
中にはカースト制のように、人に順位を付けるルールもあり、その順位を把握せずに行動すると「空気が読めない」と言われてしまうこともあります。
女同士のカースト制
女性の中には大奥のようなカースト制があり、見た目やスキルなどを総合して決められるようです。
一部の人が勝手にそう決めた、というだけのルールでもなぜか適用されることがあります。
たとえば、新しいバイトに新人として入ると、役職もなにもない人に御機嫌伺いをしなければならないことがあります。
店長より偉いらしい、でも店長よりなぜ偉いのかわからない、でもなぜか権力を握っているから逆らえないというような暗黙のルールです。
こういった暗黙のルールや見えないカースト制に囚われない人=男勝りな女性、だとするのなら「空気が読めない」として嫌われることが多々あります。
男勝りな女性は、うまくルールに馴染めない人は自動的に最下位に追いやられ“ルールを破った人”として批判の対象になることがあります。
普段女性らしさに抑圧されている人
ジェンダーレスの時代と言われるようになりましたが、まだ「女性は女性らしく」という無言の圧力が世の中にはあります。
- 女性はスカートを履いたほうがいい
- お茶を入れるのは女性の仕事
などです。
このような抑圧状態の女性から見ると、男性っぽい女性は抑圧に屈しない人であり「私が我慢しているのに、男っぽいだけでどうしてあの人は自由なの!?」という嫉妬心が芽生えます。
不自由VS自由
男勝りな女性は、なぜ男性っぽいスタイルをしているのでしょうか。
というのも、全体的には「清楚で女性らしい女子」が大多数の男性の嗜好であり、大勢にモテたいという目的を持っている場合は、あえて男勝りスタイルは狙わないからです。
「女性らしくしなくちゃ」とは抑圧された状態を指し、それよりも自由を選んだ人が男勝りを象徴しているのだとしたら、女性らしい女性は不自由、男勝り女子は自由、という構図になります。
女性らしさという見えない鎖に繋がれている人にとって、自分らしさや個性を重視した男勝り女子は「無意識的な羨ましさ」の的であり、敵対心の対象となりやすいようです。
男性との距離感がやたらと近い部分が嫌
男勝りな女性は、男友達とも気軽に遊ぶことができます。
まるで男同士のような感じなので、恋人同士よりも距離感が近いかもしれません。
人の彼氏になれなれしい!と思われがち
男勝りな女性は恋愛関係なく男性と仲良くなるので、ただの友達として男性と遊ぶこともよくあります。
しかし、その男性にもし彼女がいたら、きっと嫉妬の対象となるでしょう。
浮気はしていないけれど、自分の彼女としての立場を脅かされたような気持ちになるでしょう。
女性らしい女性が猫なで声で彼氏に近づくより、男勝りな女性が少年っぽく近づく方が、その彼氏の彼女はムカつくそうです。
やはり、男女関係よりも、まるで同性同士のような関係の方が距離が近いと感じるからでしょう。
「別に浮気したわけでもないし、恋愛関係ないのに嫉妬されても困る!」という感じですが、彼女側から見ると“男のふりをして近づいたずる賢い女”のように見えるようです。
憧れていたのに裏切られた
「大好きだったのに大嫌いになった」ということがあります。
たとえば、憧れの女性の先輩に告白したら「ごめん」と言われて、それ以来大嫌いになってしまった、などです。
“勝手に期待して期待が外れたから八つ当たりする”というものですが、こういった憧れと嫉妬は両極端でありながらも常に同座しています。
男勝りな女性への憧れていた女性
宝塚歌劇団などもそうですが、男性っぽい女性に憧れを抱くことは珍しくありません。
男性よりも男性らしく見えることがありますし、実際に男性よりも優しく、女性の気持ちを(当然ながら)理解してくれます。
そのため、見た目が男性っぽくてあえてボーイッシュにしている女性が、女性からモテることはあります。
しかし、だからと言って恋愛対象が同性でない場合もあり、複雑です。
一見すると女性同士が喧嘩をしているように見えますが、恋愛感情に似たものがそこにはあります。
白黒はっきりしないところが嫌い
ボーイッシュな女性を見て、「女性なのか男性なのか。」この点において「白黒はっきりして」と考えている人がいます。
完璧主義の人に多いのですが、他人に対して“わかりやすいものを求める”という傾向が強いようです。
なぜなら“見た目で判断したいのにできないから”です。子どもっぽい大人や、大人っぽい子ども、男装女装なども嫌いなようです。
“~らしさ”に固執する人
男性と女性で、対応の仕方を変える人がいたとして、目の前に男性か女性かわからない人が来たら、どのような対応をするでしょう。
このタイプの人は、自分にとって“よくわからない人”を批判します。
男は男らしく、女は女らしく、が彼らにとっての常識なので、常識を外れた人に対して敵対心が湧いてしまいます。
このタイプの人は、男性女性どちらにもいて、ジェンダーレスなスタイルをしている人に懐疑的です。
もし中身と外見にギャップがあった場合「そういう格好をしている人が悪い」という意見になります。
相手の白黒を決めつけて擬似的な安心感(自分は間違ってない、こうあるべきだというルール)を得ようとしています。
女性だけどボーイッシュな格好をすることは悪いことではありません。個人の自由ですし、それぞれの自由な表現があっていいでしょう。
このように、決めつけたい人は間違ったルールを押し付けたい人なのでなるべく関わらないことが賢明です。
嫌われるのは嫌う側に問題がある!気にせず自分の個性を大切に
男勝りな女性の表現は自由ですし、日によってスタイルを変えるのも自由、男女関係なく接するのも自由です。
「なぜ嫌われるのか」ではなく、問題は“嫌う側”にあります。ほとんどの場合、嫌う側が問題を抱えており、勝手な基準で嫌っているだけです。
「誰にも嫌われないで生きる」ということは無理です。
「男勝りな格好をしていると同性ウケが悪いからやめる」ではなく、自分の好きなスタイルを実行しましょう。
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