好きな人を振り向かせたい、片思い中の人と恋人になりたい、良い出会いがほしい、結婚したいなど、恋の悩みの最後の砦となるのが“縁結び神社”です。
ただ、参拝方法を間違えること効果がなかったり、頼み方に不備があると願いが伝わらなかったりと、神頼みの方法によって失敗する例もあります。
今回は、本気で願いを叶えたい人のための最大限に効果を発揮する参拝方法をご紹介します。
基本的な参拝方法を守る
神社仏閣には、それぞれ“正しい参拝方法”があります。
全国すべての神社仏閣に共通するわけではなく、独自の参拝方法がある場合はそちらに従いましょう。
ここでは、一般的に広まっている基本的な参拝方法についてご紹介します。
参道の真ん中は歩かない
神社の場合、鳥居があり、そこからまっすぐ参道が伸びています。この参道の中央は神様の通り道なので基本的には人間は通ってはいけません。
音楽を聴きながら、何かを食べながらお参りするのは失礼です。「すごく偉い人にお願いに行く」という、ちょっとした緊張感を持ってお参りしましょう。
手水舎で清める
面倒で省略しがちですが、手水舎で両手を清めることも大事です。
手を拭くためのハンカチは予め取り出して用意しておきましょう。
基本的に人間の体は穢れています。
神聖な神様にお参りをするときだけは、きれいな水で清め(殺菌するという意味ではなく精神的な穢れを落とすという意味)きれいな心でお参りしましょう。
参拝の仕方
全国的に一般的な参拝方法は、まずお賽銭を入れ、鈴を鳴らします。
二礼二拍手一礼し、終了です。
なお、恋の願いであったとしても、縁結び神社にこだわる必要はありません。
年始にご挨拶に行く家の近くの神社でも効果はあります。
遠くてなかなか行けない場合は、近所の神社を参拝しましょう。
ぼんやりした願いじゃ恋愛運は上がらない
縁結び神社、と言えばなんとなく「恋愛運が上がりそう」と思っている方も多いですが、実際はぼんやりした願いを持って行っても叶えてくれません。
もちろん、中には「最近モテるんだけど神社効果かな」という人もいます。
強力な神様の場合“どんな手段を使ってでも”という恐ろしい方法で叶えようとするため、とんでもないことが起こることもあるからです。
目的を明確にする
まずは目的を明確にしましょう。
なんとなくモテたい、恋愛運アップ、などではなく「結婚につながる良縁がほしい」であるとか「好きな人とうまくいきますように」という具体性が重要です。
逆に「誰でもいいので結婚したい」という乱暴な願い方をすると、理想とかけ離れた人と縁が結ばれてしまうことがあるので注意しましょう。
具体的な計画表
片思いの人がいる場合、どのように仲良くなって、どのようにお付き合いするようになるでしょうか。
もし本当に交際スタートするのだとしたら、そこにはストーリーがあるはずです。
このような“願いが叶うストーリー”や具体的なビジョンに関しても、計画表をしっかり作って参拝しましょう。
このストーリーやビジョンに関しては、具体的にリアルであればあるほど叶いやすいと言われています。
会ったこともない人とのビジョンは浮かびませんが、身近な男性とであればリアルに思い描くことができるでしょう。
最初は恥ずかしいですが、会社に企画書を提出するような感じで、具体的に仕上げていくと企画が通りやすくなります。
夢のような偶然に頼ることなく、現実的に頭の中で企画書を作りましょう。
叶ったあとのことを約束する
神様は願いを叶えたらそれきりでしょうか。神様によっては“見返りを求める神様”がいます。
神様は基本的に参拝されることが嬉しいです。
「また来てね」と思っています。そのため「願いを叶えてくれたら、また参拝します。お礼に来ます」と締めくくりましょう。
お守りの扱い方
縁結びと言えば、お守りも重要です。縁結び神社で授かったお守りを持っていたことで良い出会いに恵まれた、という人も多いです。
肌身離さずの意味
願いを叶えたければ肌身離さずお守りを持ち続けるといい、と聞きますが、現実的に常に手に持って歩くことは難しく「どうすればいいの?」と思っている人も多いでしょう。
より効果を発揮させたい場合は、眠るときに枕元に置くといいでしょう。
人は1日のうち三分の一を寝て過ごしますから、長い時間をお守りと一緒に過ごすことになります。
たくさんお守りがあった方がいい?
「効果があるという神社を巡ってたくさん縁結び守りを手に入れた」という人もいますが、これは間違いです。
とくに叶えたい願いがある場合は、どこか一箇所に絞ってお願いしたほうが効果があります。
お守りをコレクションをしている人もいますが、お守りの多くは期限があり1年で神社に返さなければならないものです。お守りはひとつに絞って、願いもひとつに絞って参拝しましょう。
通販のお守りでも効果はある?
よく効くと言われている縁結び守りを、通販で送ってくれる神社があります。
ほかにも、友人が遠くからお守りを送ってくれることがあるでしょう。このような“遠くの神社のお守り”は効果があるのでしょうか。
ただし、多くのお守りは同じく期限が1年なので、役目を終えたお守りは元の神社に送り返すか、近くの神社に処分をお願いしましょう。
神社の怖いエピソード
神社にお願い事をして叶うなんて眉唾だ、と思っている人も多いでしょうが、現代においても“効きすぎるからお願い事をするのは危険”とまで言われる神社があります。
安井金比羅宮が怖い
京都に有名な悪縁を切ってくれる神社“安井金比羅宮”があります。
新しい縁を結ぶためには悪縁を切らなければならないのですが、その悪縁の切り方がえげつない、ということで話題です。
ほかにも「お金がたくさんほしい」と願った人の場合、両親が亡くなって遺産が手に入るなど、失うものも多いようです。
神様にお任せしないこと
このように、神社によって神様や願いの叶え方は違うので一概には言えないのですが、具体的にお願いしたほうが願いは叶いやすく、また安全に願いが叶うと言えそうです。
逆に「どんな手段を使ってでもいいので彼とお付き合いさせてください」と神様にお任せしてしまうと、どんな方法で叶えてくれるのかわからず、怯えて暮らさなければならないのでやめておきましょう。
信じるか信じないかはあなた次第
人は“できないこと”は具体的にイメージできないそうです。
そのため、宇宙に行く予定のない人は、宇宙ステーションから地球を眺める未来を想像することはできないでしょう。
あとは実際に神社に行って、直接お願いしてみましょう。また、神社仏閣に限らず、海外の観光スポット(願いが叶うと言われている場所)に行ってお願いするときも同じです。
信じるか信じないかはあなた次第ですが、身近にある神社仏閣にダメ元でお願いしてみてはいかがでしょうか。”
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